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Azure Service Fabric SDKがオープンソース化へ

原文(投稿日:2017/04/12)へのリンク

Microsoftは、Azure Service Fabric SDKのソースコードを公開したことを最近発表した。Azure Service Fabricは、パッケージ、デプロイ、管理、およびマイクロサービスのための分散システムプラットフォームである。SDKはService Fabric APIを提供し、それによって.NETアプリケーションをService Fabricプラットフォームに統合できる。

当面、SDKの一部のみが公開される。Microsoftは次のように説明している

Service Fabricが2015年に製品として提供される前は、5年以上にわたってMicrosoft社内用のプラットフォームとして開発されてきました。その結果、開発プロセスの多くは、依然として社内におけるビルドプロセス、ツール、テストスイートに深く根ざしています。当分の間、我々は社内で独自の開発を続けていきます。 SDKがリリースされるたびに、最新の変更をGitHubにプッシュします。私たちは開発プロセスとツールを徐々にオープンにしていきたいと考えています。

2つのリポジトリでオープンソースプロジェクトを管理している。1つはReliable ServicesとReliable Actorsのパッケージを含んでいる

  • Microsoft.ServiceFabric.Services
  • Microsoft.ServiceFabric.Services.Remoting
  • Microsoft.ServiceFabric.Services.Wcf
  • Microsoft.ServiceFabric.Actors
  • Microsoft.ServiceFabric.Actors.Wcf

Reliable ServicesとReliable Actorsは、Azure Service Fabricで利用可能な2つのプログラミングモデルである。パッケージはAPIを公開しており、それによってService Fabricプラットフォームと統合されたアプリケーションを構築できる。

2番目のリポジトリには、ASP.NET Coreに関連するプロジェクトが格納されている。 ASP.NET CoreパッケージにはService FabricインターフェイスであるICommunicationListenerの実装が含まれている。ICommunicationListenerによって、Service Fabric Reliable ServiceのKestrelまたはWebListener用のASP.NET CoreのWebホストを開始できる。

  • Microsoft.ServiceFabric.Services.AspNetCore
  • Microsoft.ServiceFabric.Services.AspNetCore.Kestrel
  • Microsoft.ServiceFabric.Services.AspNetCore.WebListener

レポートの問題とコミュニティとのディスカッションのためにリポジトリを別々にした後、Service Fabricチームの次のステップは、SDKをオープンソース化することであった。

Service Fabricチームは、極力、プルリクエストやその他の貢献を受け入れる。受け入れられたPRは、新しいSDKリリースとともに、公開リポジトリに公開される前に、Microsoftの社内環境に統合される。

Service Fabricのドキュメントは、Microsoftのドキュメントサイトに公開されておりGitHubで利用できる。いくつかのコードサンプルリポジトリもGitHubにある。

 
 

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