Visual Studio 2017には、再設計されたインストーラーとセットアップエンジンが含まれており、Microsoftの主力開発ソフトウェアを素早く変更できるようになっている。VS2017の最初のアップデートがリリース後1ヵ月で登場したのを見ると、このアプローチのメリットはもう現れているようだ。
バージョン15.1と名付けられた今回のアップデートは、主に製品の安定性改善に注力している。機能強化としては、Windows 10 Creators UpdateのUWPアプリ開発サポートと、スタンドアローンのVisual Studio Team Explorer 2017のリリースがある。Team Explorerは全ユーザーが利用できるもので、VS2017をフルインストールを実行する（あるいはライセンスを得る）必要なしに、Team Foundation ServerとVisual Studio Teamにアクセスするための軽量ツールとして設計されている。
Windows 10の進化に興味がない開発者でも、このアップデートは役に立つかもしれない。ドキュメントと実行可能なコードを含むXamarin Workbooksが含まれているためだ。これは新しい言語シンタックスと概念を学ぶのを簡単にしてくれる。Redgate Data Toolsとの連携も広がった。SQL Server Object Explorerの外でオープンされたクエリでSQLのコード補完が可能になり、機能が使いやすくなっている。
15.1アップデートにすぐ続いて、Microsoftは新しいビルド (26403.03) をリリースしている。これは、非英語バージョンのインストーラーにおける言語エンコーディングにまつわる問題、Visual Studio Online プロジェクトリンクが開けない問題、大量のプロジェクトを含むソリューションが開けない問題、VS2017のアップデートエラーに関する解決が含まれている。
詳しく知りたければ、MicrosoftのWebサイトにリリースノートがある。VS2017はIDE自体からアップデートすることもできるし、Microsoftのサイトからダウンロードすることもできる。
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