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AmazonのグラフデータベースNeptuneは読み取りレプリカ、ポイント・イン・タイム・リカバリとS3バックアップをサポートする

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原文(投稿日:2017/12/11)へのリンク

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Amazonの新しいグラフNoSQLデータベースNeptuneは、高度に接続された、コンテキスト依存の関係駆動型データセットで動作するアプリケーションの構築して、実行できる。さらに、読み取りレプリカ、ポイント・イン・タイム・リカバリー、Amazon S3への継続バックアップ、アベイラビリティ・ゾーン(AZ)をまたいだレプリケーションもサポートしている。

Amazonチームは、先日のAWS re:Invent 2017 Conferenceイベントで、新しいデータベースのプレビューバージョンを発表した

Amazon NeptuneはProperty GraphとW3Cの標準Resource Description Framework (RDF version 1.1)と、そのクエリ言語Apache TinkerPop GremlinSPARQL (特にSPARQL Query 1.1、SPARQL Update 1.1、SPARQL Protocol 1.1)のような人気のグラフモデルをサポートしている。RDFの場合は、Neptuneは4つのシリアル化をサポートしている: Turtle、N-Triples、N-Quads、RDF/XML

Amazon Neptuneのコアは、大きなリレーションのデータセットを保存し、最小のレイテンシーでグラフをクエリできるように最適化された、専用のグラフデータベースエンジンである。グラフクエリに最適化されており、3つのアベイラビリティ・ゾーンにまたがる最大15の最小レイテンシをサポートし、読み取りキャパシティのスケールと1秒当たりに複数のグラフクエリを実行できる。このデータベースは、耐障害性と自己修復型ストレージが提供されており、クラウド上に3つのアベイラビリティ・ゾーンにまたがって6つのデータ・コピーが複製される。

NeptuneはAmazon S3に継続的にデータがバックアップされており、物理ストレージ障害から透過的に回復される。これは、フルマネージドのデータベースであり、ハードウェア・プロビジョニング、ソフトウェア・パッチ、セットアップ、構成、バックアップのようなデータベース管理タスクがサポートされている。

他のグラフ・データベースと同様にNeptuneは、ノード(データ・エンティティ)、エッジ(リレーションシップ)、プロパティなどのグラフ・データ・エレメントを使って、データの表現と保存をしている。データを直接リンクでき、データのリレーションシップをナビゲートするクエリのパフォーマンスを向上させるリレーションシップは、モデルデータとして最優先に保存される。

Neptuneは、転送時の暗号化をサポートするデータセキュリティも提供する。Amazon VPCを使ったネットワーク分離、AWS Key Management Service (KMS)を使ったデータの暗号化、TLSを使ったデータ転送の暗号化を含む複数レベルのセキュリティが提供されている。暗号化されたNeptuneでは、自動化されたバックアップ、スナップショット、同じクラスタ内のレプリカを含むすべてのデータのコピーは暗号化されている。すべての機能はWebサイトのNeptuneの機能ページを参照してほしい。

Neptuneはソーシャルネットワーク、リコメンド・エンジン、不正検出、ナレッジ・グラフ、ライフ・サイエンス、ネットワーク/IT操作などグラフのユースケースを実装するために使用できる。

Amazon Neptuneの使い方

Amazon Neptuneには、GremlinとSPARQLの2つの異なるクエリ・エンジンが提供されている。gremlinエンドポイントに接続するは、以下のエンドポイントを使用する:

curl -X POST -d '{"gremlin":"g.V()"}' https://your-neptune-endpoint:8182/gremlin

グラフ・クエリにSPARQLを使用する場合は、プロンプトで以下を入力する:

curl -G https://your-neptune-endpoint:8182/sparql --data-urlencode 'query=select ?s ?p ?o where {?s ?p ?o}'

興味があって、新しいグラフ・データベースを試してみたい場合は、リクエスト・アクセスにAWSアカウント番号を指定して、Amazon Neptuneプレビューにサインアップできる。新しいグラフ・データベースを理解するのに有益なリソースとして、Getting StartedDeveloper Resources、よくある質問(FAQs)が提供されている。

 

 
 

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