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LGがwebOSをオープンソース化

原文(投稿日:2018/03/25)へのリンク

読者の皆様へ:ノイズを減らすための一連の機能を開発しました。関心のあるトピックについて電子メールとWeb通知を受け取ることができます新機能の詳細をご覧ください。

LGはwebOSのオープンソース版をリリースした。ディスプレイ製品、モバイル機器、家電製品向けに利用拡大を目指す。

webOSは、もともとPalmによって開発されたLinuxベースのマルチタスクOSで、Palm Pre携帯電話が動作するベースとなっている。後にHPに買収され、2011年に部分的にオープンソース化された。次にLGによって買収され、2013年にスマートTVセット用に使用された。

新しいwebOS Open Source Edition (OSE)のGitHubアカウントには、コードの変更と配布を容易にするためにApache 2.0ライセンスを使用する、85の異なるリポジトリが含まれている。webOS OSEのイメージをビルドするにはbuild-webosリポジトリをcloneしなければならない。これは、完全なイメージをビルドするために必要なさまざまなレイヤのコードを集約するトップレベルのリポジトリである。メインリポジトリをcloneしたら、READMEの指示に従って、すべての前提条件をインストールし、ビルドを構成し、ターゲットプラットフォームのイメージを実際にビルドすることができる。

git clone https://github.com/webosose/build-webos.git
cd build-webos
sudo scripts/prerequisites.sh
./mcf raspberrypi3
make webos-image

開発のために、webOS OSEは一連のツールを提供している。それらのツールは、ReactベースのフレームワークであるEnact上でのWebアプリケーションの作成を対象としている。Webアプリケーションは、ユーザが制御することができ、別のアプリに隠されているなど、特定のイベントが発生すると自動的に中断させることができる。アプリケーションが実行されていないときでも、たとえば、バックグラウンドでデータをダウンロードしたりアップロードしたり、長時間の計算中に実行するために、開発者はJavaScriptサービスを作成することができる。JavaScriptサービスは低レベルのネットワーキング、ファイルシステムなどのようなWebアプリケーションが直接利用できないプラットフォーム機能にもアクセスできる。

OSの最初のリリースはRaspberry Pi 3に合わせているが、将来的には新たにサポートされるプラットフォームが追加されるとLGは述べている。LGはwebOS OSE開発者が互いに助け合い、OSの未来について議論するフォーラムも創設した。

 
 

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