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Android Studio 3.1はアプリケーション開発の生産性向上を目指す

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原文(投稿日:2018/03/31)へのリンク

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Android Studioの最新バージョンであるバージョン3.1は、アプリケーション開発の生産性向上に重点を置いている。バージョン3.1には新しいC++パフォーマンスプロファイラ、Kotlin Lintチェックのコマンドラインサポート、SQLコードの補完、改良されたリファクタリングなどが含まれている。

以下は、リリースノートの主なハイライト一覧である。

  • 基盤となるIntelliJプラットフォームはバージョン2017.3.3にアップデートされ、Java 8のサポート、JUnit 4からJUnit 5への自動移行などが改善された。

  • Android Studio 3.1に、Kotlin 1.2.30が含まれ、Android Studio 3.0で導入されたKotlinのサポートが改善した。さらに、コマンドラインからgradlew lintを実行すると、Kotlinのクラスも解析される。

  • Roomライブラリを使用することでSQL編集が大幅に改善された。Roomライブラリは、@Queryステートメント内のコード補完、構文の強調表示、SQLモデル定義と、それを参照するJavaコードまたはKotlinコードとの間のより良い統合などのサポートを含む。

  • Android Studio 3.1は、D8という新しいDEXコンパイラを使用して、.classバイトコードをAndroid Runtimeのバイトコードに変換する。D8によって、変換の高速化、メモリ使用量の低減、コード生成の改善は確実である。

  • C++開発者は、最新のAndroid Studioリリースの恩恵を受けることもできる。大規模プロジェクトのビルドが大幅に高速化される一方で、LLDBにより、より多くのC++データ構造の出力が読みやすくなる。さらに、CPUプロファイラはネイティブC++コードのサンプリングをサポートするようになった。

  • Network Profilerには、アプリケーションが発生させた各CPUスレッドのネットワークアクティビティを表示するThread Viewが含まれている。

  • Android Studio 3.1のAndroid Emulatorは、QuickBootを使用して6秒以内にセッションを再開できるようになった。QuickBootは、エミュレータセッションのスナップショットをとる。さらに、スナップショットにはAndroid 8.0(APIレベル26)、Android 8.1(APIレベル27)、Android P Developer Previewのイメージも含まれる。

Android Studio 3.1は公式Android Studioダウンロードページからダウンロードするか、Android Studio 3.0から直接インストールできる。

 
 

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