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MicrosoftはAzure Database Services for MySQLとPostgreSQLの一般提供を発表した

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原文(投稿日:2018/03/28)へのリンク

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Microsoftは、Azure Database for MySQLとAzure Database for PostgreSQLの一般公開を発表した。どちらもオープンソースのデータベースエンジンであり、マネージドサービスとしてコミュニティバージョンが提供され、99.99%のSLA、パフォーマンスのための柔軟なelastic scaling、Azureへの業界をリードするセキュリティとコンプライアンスが提供される。

さらに多くのオープンソースアプリケーションがAzureを活用しており、MicrosoftはAzureプラットフォームでそれらをサポートしている。AzureデータベースエンジニアリングチームのSunil Kamath氏は、MicrosoftメカニクスのエピソードでAzure Database for MySQLとPostgreSQLのGAについて話している:

PostgreSQLとMySQLのオープンソースコミュニティデータベースエンジンをAzureに提供することで、私たちはあなたのアプリケーションニーズを引き続きサポートできるよう、クラウド上のセキュリティと完全に管理されたサービスが提供されます。

MySQLとPostgreSQLのサポートにより、Microsoftはリレーショナルデータベース用のAzureプラットフォームを拡張した。Azure Database for MySQLとAzure Database for PostgreSQLのどちらも、Azureプラットフォームで長年、提供されてきたのと同じSQL Azure Database基盤を使っている。

ソース(スクリーンショット): https://youtu.be/ElKfEurMi9E

Azure上のMySQLとPostgreSQLのプレビューは、2017年5月に開始された。その後、Microsoftはスケーラビリティ、バックアップストレージオプションの柔軟性、セキュリティ, ISO, SOC, HIPAAのような業界標準への準拠など、進化させてきた。さらに、このサービスは今年の5月から始まるGeneral Data Protection Regulation (GDPR) に準拠している。クラウドインフラストラクチャが様々な規制や法律に準拠しているにも関わらず、エンジニアがアプリケーションのビルドが準拠していることを保証する責任を持つ — これは一般的に共有責任モデルと呼ぶ。

典型的なAzure for MySQLやPostgreSQLは、どちらかを検索することによって、Azure Portalからセットアップできる。その後、ユーザーはデータベースの詳細を指定し、作成を押す。データベースが起動したら、ユーザーは、データベースと対話するクライアントのIPアドレスを構成する。さらにデータベースは、IPアドレスを明示的に指定しなくても、他のAzureサービスから簡単にアクセスできる。

AzureにMySQLとPostgreSQLのいずれかのインスタンスを持つだけでなく、ユーザーはこれらのデータベースを含むWebアプリをセットアップできる。さらに、これらのデータベースやWebアプリ+データベースのデプロイはARMテンプレートで自動化できる。Azure Database for MySQLとPostgreSQLのどちらも、Cloud Shell, Azure CLI, Azure Portalを通じて、直接管理できる。Cloud Shellには、データベースとスムーズに対話できるように、MySQLとPostgreSQLクライアントツールがすでに統合されている。最後に、サービスの組み込みバックアップは、最大35日間ポイントインタイム復元でき、また災害から復元するために他のリージョンに地理保存もされている。

MySQLとPostgreSQLのどちらかをオンプレミスで実行している顧客は、それらをAzure Database for MySQLかPostgreSQLに移行できる。彼らはmysqldumppg_dumpsのようなツールを使って、Azureインスタンスに復元するか、最小のアプリケーションダウンタイムで移行できるAzure Database Migration Service (DMS)を使うことができる。ただし、このサービスで、MySQLからAzure Database for MySQL移行はまだプレビューであり、for PostgreSQLはまもなく提供予定であることに注意が必要だ。

MySQLとPostgreSQLのサポートにより、Microsoftは、完全管理されたMySQLと- PostgreSQL(互換のリレーショナルデータベースエンジン)を提供するほかのクラウドプロバイダーと競合することになった。例えば、AWSはAmazon RDSAurora、そしてGCPはGoogle Cloud SQLを提供する。

Azure Database for MySQLとPostgreSQLはグローバルで22リージョンでサポートされており、今後さらに拡大する。Microsoftは両方を40以上のAzureリージョンで提供しようと進めている。 価格の詳細は、Azure Database for MySQL pricingAzure Database for PostgreSQL pricingにある。さらに両サービスの機能は、Azure Database for MySQLドキュメントAzure Database for PostgreSQLドキュメントで提供されている

 
 

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