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Tomcat 9のJBoss Web Server 5を提供開始

原文(投稿日:2018/08/20)へのリンク

Red Hat JBoss Web Server (JWS) はWebアプリケーションや大規模Webサイトを構築、デプロイ、保守できるようApacheのWebサーバとサーブレットエンジンのTomcatを組み合わせたものである。JBoss Web Serverのバージョン5がリリースされ、Tomcat 9をサポートし新機能と拡張をいくつか導入した。

開発者はJWSのバージョン4がスキップされていると思うかもしれない。バージョン4はRed Hat OpenShift Application Runtimes (RHOAR) 用のSpringBootのランタイムにApache Tomcat 8.5を組み込んだバージョンとしてのみ配布されており、スタンドアロンバージョンはリリースされていない。

バージョン5のJWSにはRed Hat Enterprise Linux (RHEL) 用のTomcat 9が入っている。他のプラットフォーム向けもすぐにリリースされる予定だ。いくつかのコンポーネントがバージョン5のJWSに統合され、サブスクリプション契約に従って開発環境と本番環境での利用が完全にサポートされる。

JWSには主要なコンポーネントがいくつかある。

  • Javaサーブレット仕様準拠のApache Tomcatサーブレットコンテナ。
  • Tomcatの安定性、パフォーマンス、統合を改善するApache Tomcatネイティブライブラリ。
  • JBoss Web Server用Tomcat-vault拡張。パスワードとその他機密情報を安全に保管するために使用する。
  • Apache TomcatとApache HTTP Serverのmod_proxy_cluster間でのやり取りを可能にするmod_clusterライブラリ。

主要なコンポーネントに合わせて、新機能がいくつかある。

新機能に合わせて、拡張がいくつかある。

JBoss Web Server 5はJBoss Web Server 5.0のMavenリポジトリやコンテナカタログからZIPもしくはRPMフォーマットで取得できる。協力したい開発者はRed Hat開発者プログラムから参加でき、関連するチートシートや書籍、プロダクトのダウンロードにアクセスできる。読者は今後ともInfoQのJavaホームページにアクセスしJava関連の最新ニュースを見逃さないでほしい。

 
 

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