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MicrosfotがAzure IoT HubとAzure Event Gridのインテグレーションの一般提供を発表

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原文(投稿日:2018/09/07)へのリンク

Microsoftは6ヶ月のパブリックプレビュー期間を終えたIoT HubとAzure Event Gridのインテグレーションの一般提供を発表した。IoT HubとEvent Gridの組み合わせにより、カスタマーはデータベースの更新、チケットの発行、課金管理などのアクションを自動化するデバイスイベントのサポートを強化できる。

IoT HubとEvent Gridのインテグレーションは4つのイベントと共に一般提供となった - デバイスの作成、削除、接続、接続解除である。IoT Hubはこれらのイベントのパブリッシャーであり、カスタマーはこれらのイベントが発生するときはいつでもイベントを登録でき、それらをLogic Apps、Functions、Event Hubsといった他のAzureサービス、さらにはサードパーティのサービスを通して適切に管理することができる。Event Gridは今年初めにInfoQで報道されている通り、Azureで完全にイベントを管理できるサービスである。基本的に、Event Gridはポーリングメカニズムまたはその類の他のサービスをメンテナンスする必要性を不要にする。

ソース: https://docs.microsoft.com/en-us/azure/iot-hub/iot-hub-event-grid

IoTとEvent Gridに関するIoTショーで、Azure IoTのプログラムマネージャであるAshita Rastogi氏は、イベントのパプリッシャーとしてのIoT Hubと、Event Gridを介したそれらの反応といった追加は、カスタマーにとってIoTを簡素化するために実装したと述べた。Rastogi氏はホテルのビルと火災感知器の監視に関するセキュリティとコンプライアンスの例を提示した。もし誰かが火災感知器を追加したら、デバイス作成イベントが呼ばれ、コンプライアンスのために感知器を誰かにチェックさせる通知が起こるという。さらに、感知器が消耗したか誤作動を起こした際には、リプレースするかデバイスをチェックするよう、eメールまたはテキストメッセージがエンジニアに送られる。Rastogi氏によれば、鍵は何かを引き起こすこと、行動する時間とカスタマーの価値を生み出す時間を早めることであるという。

Event Gridはフィルタリングを可能にする。例えばデバイスIDや他のIoT Hubイベントのスキーマで定義されている要素など。イベントサブスクリプションで、カスタマーは特定のイベントを登録し、フィルターを指定することができる。つづいて、サブスクリプションを例えばLogic AppといったAzureサービスに統合し、Webookメカニズムを利用してイベントを管理できる。

 
ソース (IoTショーのスクリーンショット): https://youtu.be/0xIi0rrBxxM

現在、Event GridへのイベントパプリッシャーとしてのIoT Hubは、世界中のあらゆるリージョンで利用可能となっている;Microsoftは近々、米国東部、カナダ東部への展開を計画している。Event Gridの価格詳細はこのページで確認できる。

 
 

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