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GoogleのクラウドネイティブNoSQLデータベース"Cloud Firestore"が一般供用を開始

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原文(投稿日:2019/02/08)へのリンク

Googleは、クラウド用NoSQLデータベースのCloud Firestoreの一般供用を開始すると発表した。リリースに合わせて,StackDriverの統合,サービス提供リージョンの拡大,低価格ティアの提供など,いくつかの新機能も導入する。

Cloud Firestoreは,2017年10月初めからベータ版として提供されていた。 ベータ期間中の昨年8月にはサービスをアップデートして,Cloud Firestore用の管理ツールのGoogle Cloud Platform(GCP)への追加,より多くのロケーションへの提供,単一フィールドインデックスコントロールなどの新機能追加,セキュリティルール展開の高速化などを実施している。

GAに伴って、提供範囲がアジア,オーストラリア,南アメリカ,欧州の新たな10リージョンに拡大された。さらに,GCPの公式なSLA(Service Level Agreements)も適用された。Todd Kerpelmann氏の記した先日のFirebaseブログの記事によれば,Cloud Firestoreのマルチリージョンインスタンスで99.999パーセント,リージョンインスタンスでは99.99パーセントの可用性が保証される。


出典: https://cloud.google.com/blog/products/databases/announcing-cloud-firestore-general-availability-and-updates

もうひとつ変更されたのは料金だ。Google Blogでの発表によると、このCloud Firestoreの新料金は、2019年3月から大部分のリージョンのインスタンスに対して適用され。マルチリージョンインスタンスの価格の50パーセントまで引き下げられる可能性がある。新しい価格設定によって、同一リージョン内の複数のゾーンを対象に、低価格かつ低い書き込みレイテンシでデータを複製することが可能になる。さらに高い可用性と堅牢性が必要なユーザに対しては、同じく低価格のマルチリージョンインスタンスが推奨されている。料金体系の詳細は価格に関するページで確認できる。

Cloud Firestoreの新機能のひとつが、StackDriverとの統合によって、データベースに対して実施された読み込み、書き込み、削除といった、使用コストを上昇させる操作の数を監視する機能の提供である。StackDriverの使用により、Firebaseコンソールの"Usage"タブで使用状況を確認することや、特定のメトリクスが範囲外になった場合のカスタムアラートを設定して、SlackまたはPagerDutyを通じて通知を受け取ることが可能になる。ただしこの"Usage"タブは、現時点ではベータ版である。


出典: https://firebase.googleblog.com/2019/01/cloud-firestore-in-general-availability.html

GAリリースに対しては、ソーシャルメディアでの反応や、発表のブログ記事に対する一部ユーザからの称賛の声が寄せられている。Pivotalのプロダクトマーケティング担当副社長であるRichard Seroter氏は、Twitterで次のように呟いている

Cloud Firestoreは、単なるコアデータベース以上のタスクを実行します。セキュリティや認証、インフラストラクチャ、エッジデータストレージ、同期を行う、完全なデータベースバックエンドとして設計されているのです。

称賛の声のひとつは、コンテンツ用のNoSQLデータベースサービスとしてCloud Firestoreを使用するThe Telegraphからのものだ。ソリューションアーキテクトのAlex Mansfield-Scaddan氏は言う

Cloud Firestoreを使うことで、リアルタイムでパーソナライズされたニュースフィードを構築し、読者の持つすべてのデバイスに対して、同期したコンテンツを通知することが可能になります。これによってThe Telegraphのエンジニアリングチームは、リアルタイムデータベースやインフラストラクチャのエキスパートになる必要はなくなり、ユーザとの関わりの向上に集中することができます。

グローバルに利用可能なNoSQLデータベースとしてのCloud Firestoreによって、Googleは、MicrosoftやAmazonといった他のパブリッククラウドプロバイダの同種サービスと競合することになる。MicrosoftとAmazonは共にNoSQLデータベースサービスを提供しており、世界中のさまざまなリージョンで使用することができる。

  • MicrosoftのNoSQLサービスであるCosmos DBは、Azureの全リージョンで2017年5月から提供されている。アップデートは頻繁で、最新のアップデートについてはInfoQが数ヶ月前にお伝えしている
  • AmazonはNoSQLデータベースのAWS Dynamoを2012年1月中旬から、ほぼすべてのAWSリージョンで提供している。このデータベースサービスは定期的にアップデートされており、最新のアップデートではトランザクションがサポートされた

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