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JetBrains は IntelliJ 2020.2 をリリース

原文(投稿日:2020/08/05)へのリンク

JetBrainsは、IntelliJ IDEA 2020.2 をリリースした。これは人気の統合開発環境(IDE)の最新版だ。多くの機能の中でも、このリリースでは、IDE の内部から GitHub のプルリクエストをレビューやマージできるほか、検査ウィジェットを使ってファイル内の警告やエラーを素早くナビゲート、問題ツールウィンドウを使って現在のファイルの問題の一覧を表示、変更した内容が他のファイルに影響を与えた場合に通知を受けることができるようになった。Jakarta EEが使え、そして、Quarkus、Micronaut、OpenAPIのサポートが向上する。

IntelliJは、Java 15Jakarta EE 9 の両方の公式リリースが来る9月に備えたいと考えている。9月中旬まで待ちたくない開発者は、早期アクセスビルドを使用して、Java 15 に追加された新機能をすでに試すことができる。今年の初めに IntelliJ で既に提供されている Records のサポートに続いて、Sealed クラスの基本的なサポートと、テキストブロックの完全なサポートが利用可能になった。

IDE のバージョン管理部分に改善が加えられたことで、チーム作業は楽になったはずだ。GitHub、ただの git ともに新機能が追加されている。例えば、PR の完全サポートが追加され、git ダイアログではコミットをまとめるほかドロップする支援が提供された。細部にまで目が行き届いている読者ならば、きっと喜んで読んでいただけることだろう。マージ、プル、リベースのための git ダイアログが見た目の一貫性を保つために修正されたことを確認した。

IntelliJのエディタは、開発者がコードを書く際の問題を早期に発見できるように強化された。今後は、クラスやメソッドのシグネチャを変更や、異なるクラスでエラーが発生する可能性のあるものを変更すると、はめ込み型のヒントが追加で表示され、クリックすると、プロジェクトの影響を受けたファイルに移動するようになる。

スタック トレース解析にデータフロー解析が追加された。スタック トレースをクリックすると、IDE はコード内で例外が発生した場所と、それが発生した可能性のある理由の提案を表示する。今回のリリースでは、インデックス作成のためのユーザエクスペリエンスの向上も約束されている。

Java ストリーム操作を書いている間のコード補完が簡単になるはずだ。コレクション上の利用可能なメソッドのリストには、ストリーム上で利用可能な操作も含まれる。ヒントからこれらの操作のいずれかを選択すると、自動的に stream() メソッド呼び出しが導入される。変数を導入するリファクタリングでは、中間スコープ内の変数の出現を選択的に置き換えられる。置換の範囲については、1つまたはすべての発生を選択することに制限されるのではなく、さまざまなオプションを選択できるようになった。

これまでに挙げた機能はすべて IntelliJ の Community Edition (CE) で利用可能だ。さらに、JetBrains はUltimate Edition のために以下のような機能を控えめに言った。

  • CDI、Bean Validation、JAX-RSなどのJakarta EE 9 機能をサポート
  • 新しいプロジェクト・ウィザードを使用して、Java EE 8 または Jakarta EE 9 プロジェクトを作成
  • Typescript やJavaScript ユーザのための機能を追加
  • データベースQuarkus、Micronautフレームワークのユーザにメリットを追加

 

 

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