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JakartaOne Livestream 2020の注目はJakarta EE 9とMicroProfile 4.0

原文(投稿日:2020/11/19)へのリンク

2年目を迎えたJakartaOmne Livestream仮想カンファレンスが、Jakarta EE 9およびMicroProfile 4.0の公式GAリリースから1か月経たない2020年12月8日に予定されている。12の1時間セッションの最初は、東部標準時間の午前6:00に開始される。Jakarta EEとMicorProfile関連のトピックを中心としたこれらのセッションには、基調講演、15分のテーマスロット、Javaにおける著名人がホストを務めるパネルディスカッションが含まれている。今年のイベントのカテゴリは、Jakarta EE 9/10、MicroProfile 4.0、GlassFish 6.0、Java、Jakarta EEの個々の仕様、Jakarta EEで開発されたアプリケーションのショーケースで定義されている。

Jakarta One Livestream 2020プログラム委員会には、OracleのEnterprise Cloud Native Java Product ManagementのシニアディレクタであるWill Lyons氏、MEKOSのソフトウェアエンジニアのRabea Gransberger氏、VIDA Softwareの共同創業者でシニアプログラマのIvan Ivanov氏、石油化学研究機関のシニアリサーチテクニシャンでInfoQのJava QueueニュースのシニアエディタでもあるMichael Redlich氏、EclipseのJakarta EEデベロッパアドボケートのIvar Grimstad氏、Eclipse FoundationでJakarta EEプログラムマネージャを務めるTanja Obradovic氏らが名を連ねている。

1時間セッションで注目される講演者は、IBMのJava開発者アドボケートのリーダであるSebastion Daschner氏、Payara CEOのSteve Millidge氏、IBMのLibertyマイクロサービスのアーキテクト兼アドボケートのEmily Jiang氏、Microsoft Java on AzureのプリンシパルプログラムマネージャReza Rahman氏、Java SE/EEフリーランサで著作者のAdam Bien氏、TomittibeのシニアソフトウェアエンジニアのCesar Hernandez氏らだ。

東部時間午後12:00に予定されている開会基調講演には、Eclipse FoundationのエグゼクティブディレクタであるMile Milinkovich氏が登壇する。業界基調講演に続いて、Tomitribe、IBM、Payara、Red HatといったJakarta EEベンダによるパネルが行われる。基調講演の後は、Platform.shのデベロッパリレーションエンジニアであるOtavio Santana氏がモデレートするJakarta EE 10ラウンドテーブルが、東部時間午後1:00から行われる。参加者はMillidge氏(Payara)の他、Kevin Sutter(IBM)、Dmitry Kornilov(Oracle)、David Blevins(Tomitribe)、Scott Stark(Red Hat)の各氏である。

パンデミックを契機としたオンライン仮想カンファレンスに先立って初めて開催されたJakartaOne Livestream 2019は、世界規模のイベントとして、2019年9月10日、Jakarta EE 8のリリースに合わせて開催された。このカンファレンスは、昨年のプログラム委員会でリーダを務めたReza Rahman氏によって実験的に行われたものだ。昨年のカンファレンス前に行ったInfoQのインタビューで氏は、従来の対面的なイベントと仮想イベントを調整することの違いについて、次のように語っている。

カンファレンスを実施することの核心が"学び"にあるのは、本質的に変わりありません。やるべきことは同じです — ビジョンを描き、コンテンツを選択し、プログラムを構成し、イベントを管理し、参加者の登録を募って、情報を発信するのです。大きな違いは、物理的な会場を扱う必要がないことです。それでも、オンラインプラットフォームのベンダ管理自体は行わなくではなりません。より広範な開発者ベースにより早くリーチするという、私たちの目標のために、仮想空間はよい選択だったと思います。

それ以降、JakartaOne Japan 2020C4NJ 2020Brazil 2020JakartaOne in Spanish 2020など、さまざまな地域でJavartaOne関連のイベントが開催されている。これらすべてのイベントのプレゼンテーションは、オンラインで見ることが可能だ。

Jakarta EE 9とJakartaOne Livestream 2020は、元々は2020年9月16日に予定されていたが、Jakarta EE 9の全仕様の完成の遅れによって延期されていた。リリース日が2020年11月20日に再スケジュールされたことにより、2020年12月8日のJakartaOne Livestream 2020と合わせて、Jakarta EE 9を公式リリースすることが決定されたのは最近のことだ。

当初2020年6月にリリース予定だったMicroProfile 4.0は、Eclipse Foundationが条件としたEclipse Working Groupが設立されるまで延期された。MicroProfile 4.0は今月リリースの予定である。

Jakarta EE 9のリリース計画で述べられているように、安定版ツーリングのリリースによって、ツーリングベンダは新たなjakartaパッケージネームスペースのサポートが可能になり、開発チームは自身のアプリケーションを新しいネームスペースにマイグレーション可能になり、ランタイムベンダはJakarta EE 8からのマイグレーションと後方互換性をサポートするオプションおよび機能のテストと提供が可能になる。Jakarta EE 9はまた、Jakarta EE 10以降の新機能を推進するイノベーションの基盤としての意味も持っている。

JakartaOne Livestream 2020は無料イベントだが、参加には登録が必要だ。

リソース

編集者注

Michael Redlich氏は、JakartaOne Livestream2020プログラム委員会の委員を務めている。

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