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Microsoft、ホログラムベースの複合現実プラットフォームMicrosoft Meshを発表

原文(投稿日:2021/03/12)へのリンク

先日のIgnite仮想カンファレンスでMicrosoftは、Azureをベースとして、没入型、マルチユーザ、クロスプラットフォームの複合現実アプリの開発を可能にするクラウドプラットフォームのMicrosoft Meshを発表した。さらにMeshは、仮想ミーティングの拡張や仮想設計セッションの実施、より快適なリモートワークのアシスト、仮想的な共同学習、懇親会や交流会の仮想空間での実施にも活用することができる。

PC、インターネット、スマートフォンに続く第4の波として、ユーザは今、仮想現実や拡張現実、複合現実を体験しつつある。フォーチュン500企業の多くが、HoloLensやその他の複合現実(MR, Mixed Reality)ソリューションをデプロイしている。一方で、それらの企業は、自分たちの所有するファイルフォーマットをサポートする高忠実度3DモデルのMRへの導入や、MR内で人を自然に表現するために必要な時間やリソースの大きさといった問題に直面している。MicrosoftはMeshで、開発者が複雑な技術的問題に悩まされることなく、没入型マルチユーザMRアプリを設計するためのプラットフォームを提供することによって、この問題を解決しようとしているのだ。
 
出典: https://techcommunity.microsoft.com/t5/mixed-reality-blog/microsoft-mesh-a-technical-overview/ba-p/2176004

このプラットフォームは、Microsoft HoloLensやHP Reverb G2、Oculus Quest 2など、3次元立体エクスペリエンスを提供する完全没入型のヘッドマウントディスプレイ(HMD)から、簡便なiOSやAndroidを使用したスマートフォンやタブレット、PCやMac上の2次元視点による完全に束縛されたエクスペリエンスに至るまで、さまざまなデバイスを幅広くサポートする。さらに、サポート対象デバイスのアプリ開発のためには、コアとツールキットにAzureを使用し、クロスプラットフォームな開発者SDKで構成された開発者プラットフォームも提供している。Tech Communityのブログ記事によると、SDKはネイティブなC++とC#の他にUnityもサポートしており、さらにUnreal、Babylon、React Nativeも近々サポートする予定である。

開発者プラットフォームにはAIを使用した重要な機能がいくつか含まれており、没入型プレゼンス(immersive presence)、空間マッピング、ホログラフィックのレンダリング、マルチユーザ同期といった、最も複雑な技術的課題に対応することで、Meshによる複合現実の大規模マルチユーザオンライン(MMO)を可能にしている。

そして最後に、Microsoft Meshは、開発者プラットフォーム上にいくつかのアプリも提供している — 新たなエンタープライズ機能を備えたHoloLens 2 MeshアプリAltspaceVRは、Meshが没入型ヘッドセット用に表現可能なコラボレーションエクスペリエンスをインスタンス化したものだ。Microsoft Newsレポートによると、Igniteのステージで、同社テクニカルフェローのAlex Kipman氏は次のように語っている。

当社はAzureというインテリジェントクラウドに、ますます多くの価値を構築しています。これらのコラボレーションエクスペリエンスでは、コンテンツはデバイスやアプリケーションの中ではありません。ホログラフィックコンテンツはクラウド内にあります。必要なのは、それを見るための特別なレンズだけです。

HoloLens 2 MeshアプリとAltspaceVRに続いて、Microsoftでは、TeamsやDynamic 365、さらにはパートナのアプリも引き入れる予定である。

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