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Javaニュース総まとめ: IntelliJ IDEA 21.2、Quarkus 2.1、Micronaut 3.0.0-M5、WildFly、Payara Platform

原文(投稿日:2021/08/02)へのリンク

今週2021年7月26日のJava総まとめでは、JDK 17、JDK 18、Micronaut 3.0.0、Quarkus 2.1.0、Apache Camel Quarkus 2.1.0、WildFly 24.0.1、Josh Long氏のBootiful Podcastの最新版、IntelliJ IDEA 2021.2、IntelliJ Scala Plugin 2021.2、RefactorFirst 0.2.0、Apache Tuweni 2.0からのニュースを特集する。

JDK 17

JDK 17早期アクセスビルドのビルド 33はさまざまな問題の修正を含むビルド 32からの更新を備え先週利用可能になった。詳細については、リリースノートに記載されている。

これはJDK 17がランプダウンフェーズ2に入る最後の週だ。最初のリリース候補は、2021年8月5日に利用可能になる予定だ。

JDK 18

JDK 18早期アクセスビルドのビルド 8もさまざまな問題の修正を含むビルド 7からの更新を備え利用可能になった。詳細については、リリースノートに記載されている。

JDK 17とJDK 18共に、開発者はJava Bug Databaseを介してバグの報告が奨励されている。

Micronaut 3.0.0への道

Object Computing, Inc. は、Micronaut 3.0.0の5番目で最後のマイルストーンバージョンをリリースした。次はリリース候補の最初のものになる。このマイルストーンリリースの新機能は次のとおりだ: RxJava2からProject Reactorへの移行。@Inherited アノテーションを使用した継承アノテーションの変更。jakarta.annotation 名前空間に移行によるJakarta Annotations仕様のサポート。GraalVMイントロスペクションとリソース構成の改善。詳細については、リリースノートに記載されている。

Quarkus

Quarkus 2.0のリリースと3つのメンテナンスリリースから1月も経たないうちに、Red Hatは次の新機能を備えたQuarkus 2.1を紹介した: OpenID Connect Keycloakプロバイダの開発サービス。Microsoft SQL Serverのリアクティブドライバ拡張機能quarkus-reactive-mssql-client。Kotlin 1.5サポート。

Apache Camel

Quarkusに関連して、ApacheはQuarkus 2.1を統合し、テストを改善し、OpenTelemetry仕様をサポートする新しい拡張機能でCamel Quarkus 2.1をリリースした。

Payara

Payaraは、Payara Platformの2021年7月版をリリースした。Community Edition 5.2021.5の機能は次のとおり: CVE-2021-28170のセキュリティ修正。複数のKeyStoreおよびTrustStoreからの読み取りサポート。MicroProfile JWT Propagation 1.2.1への依存関係のアップグレード。13のバグ修正。そして10の改善。詳細については、リリースノートに記載されている。

Enterprise Edition 5.29.0には、Community Editionと同じ新機能とセキュリティ修正が含まれ、8つのバグ修正と9つの改善が含まれている。詳細については、リリースノートに記載されている。

WildFly

WildFly 24のリリースから6週間後、最初のメンテナンスリリースであるバージョン 24.0.1がバグ修正とWildFly Previewの更新が行われ利用可能になった。詳細については、問題リストに記載されている。

Spring Framework

新しいリリースがなく、Springはとても静かな一週間だった。ただし、VMwareのSpring開発者アドボケイトであるJosh Long氏は、Bootiful Podcast最新版を公開した。この版では、MicrosoftのJava on AzureのPMアーキテクトであるAsir V. Selvasingh氏とAzure Spring Cloud、Spring Boot、Microsoft Azureなどについて話し合っている。

IntelliJ IDEA

JetBrainsは次の機能でIntelliJ IDEA 2021.2をリリースした: コンパイルの前にエラーを追跡する新しいプロジェクト全体の分析ツール。コードの再フォーマットやインポートの最適化などの新しいIDEアクション。そして新しいパッケージ検索ユーティリティ。

詳細については、JetBrainsのJava開発者アドボケイトであるTrisha Gee氏が発表したIntelliJ IDEA 2021.2のJava開発者向け新機能を観ることができる。

JetBrainsは、Scala 3.0のサポート、デバッガ、フォーマッタ、REPL、オートインポート、enum、および拡張メソッドの改善を備えたIntelliJ Scala Plugin 2021.2も紹介した。

RefactorFirst

RefactorFirstのバージョン 0.2.0がリリースされ、Java 11のサポート、数値フォーマットとロギングの改善、CVE-2020-13936の問題を排除するためApache Velocityの削除、およびその他のバグ修正が行われた。

Apache Tuweni

Apacheは、Javaでブロックチェーンの開発を支援するライブラリおよびその他のツールセットであるApache Tuweni 2.0をリリースした。新機能は次のとおり: シンプルなウォレットを備えた新しい暗号蛇口 (crypto faucet) アプリケーション。JSON-RPCクライアントおよびサーバー。Ethereum Virtual Machine (EVM) をKotlinコードで実装。そしてユーザが他のピアへの接続を選択して存続させる機能。

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