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AWSがスペースの制約がある場所に適した2つの新しいOutposts SKUを提供

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原文(投稿日:2022/01/07)へのリンク

AWS Outposts は、オンプレミスのコンピューティングとストレージ監視が顧客に提供され、これは AWS によって使い慣れた AWS API と同じコントロールで管理される。昨年のラスベガスの re:Invent で、AWS は2つの新しい小さな AWS Outposts フォームファクターを発表した。スペースの制約と低レイテンシなコンピューティング能力にアクセスする必要があるブランチオフィス、小売店、診療所、基地局などの場所に適している。

これまでの AWS Outposts は、顧客がオンプレミスで同クラウドの幅広い AWS サービスにシームレスに接続してワークロードを実行するため、1つのラック (おおよそ冷蔵庫のサイズ) から数十のラックまで、数百または数千のサーバに相当する容量のあるフォームファクターだった。同社は 1U (高さ 1 ¾ インチの 1ラックユニットサーバ) と 2U(高さ 3 ½ インチの 2ラックユニットサーバ) バージョンの小型のフォームファクターを提供するようになった。これは、完全な AWS Outposts の 42ラックユニットよりも大幅に電力とネットワーク接続が削減される。

小型のフォームファクターで、顧客は Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)、Amazon Elastic Kubernetes Services (EKS)、Amazon Elastic Container Service (ECS)、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) などの AWS サービスをオンプレミスで実行できる。さらに、AWS Outposts をネットワークに接続した後、AWS はセキュリティパッチの自動適用やハードウェアの状態監視など、AWS リージョンで実行されているハードウェアの管理と同じ方法でインフラストラクチャをリモートで管理する。

1 および 2U では、3つの AWS Outposts サーバの1つを持つことができ、いずれも AWS Nitro System を搭載しており、x86 または Arm/Graviton2 プロセッサーを選択することができる。

 
出典: https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-aws-outposts-servers-in-two-form-factors/

2つの新しい Outposts フォームファクターについての AWS News のブログ投稿で、AWS のチーフエバンジェリストである Jeff Barr 氏は次のように書いている:

Outposts サーバには、高速ネットワークや強化されたセキュリティなど、多くの強力な Nitro 機能が組み込まれています。セキュリティモデルはロックダウンされており、管理アクセスを防ぎ、改ざんや人為的エラーを防ぎます。さらに、保存データは NIST 準拠の物理セキュリティキーによって保護されています。

さらに、最近の AWS Outposts Hacker News スレッドの回答者は、Outposts の特定のユースケースについて説明している:

これは、国内にデータを保存しなければならない規制要件がある企業向けです。政府は、特定のデータが国外に保管されることを嫌います。彼らは、他の政府や警察に協力を求めるのではなく、自国の警察を派遣してサーバから必要な記録を差し押さえることができるという考えを気に入っています。具体的には、規制対象のギャンブル業界や保険業界でポピュラーだと思います。

AWS 以外では、他のパブリッククラウドプロバイダである Google と Microsoft も、Outposts と同様なハイブリッドクラウドサービスを提供している。たとえば、Microsoft はクラウドプラットフォームをオンプレミスに拡張できる Azure Stack を提供し、Google はマルチクラウドサポートを含む Anthos を提供している。

最後に、1 および 2U フォームファクターの価格と利用の詳細は、価格ページに記載されている。

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