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Swift Playgrounds 4.0でiPadを使ったiOSアプリ作成が可能に

原文(投稿日:2021/12/22)へのリンク

Swift Playgroundの最新のアップデートで、Appleは初めてiPadを使ってiPhoneとiPadアプリを作成できるようになった。開発者は、SwiftUI、Swift Package Manager、そして他の機能を使ってSwift 5.5アプリをビルドおよび登録できる。

Swift Playgrounds 4.0は、直近のWWDC 21でXcode CloudSwift 5.5とともに発表されたが、開発者エクスペリエンスのストリームラインを提供する。つまり、Xcode開発者にすでに慣れ親しんでいるコード完了とインスタントSwiftUIプレビューのサポートを提供する。SwiftUIに加えて、Swift Playgrounds 4はUIKitをサポートする。そして、何百ものコントロール、シンボル、色へのアクセスを提供する新しいSnippetsライブラリを含んでいる。

さらに、Swift Playgrounds 4はXcode UXの多くの欠点を修正している。例えば、多くのプロジェクト設定と機能を指定するためにInfo.plistファイルを処理する必要があるという欠点だ。開発者は、Swift Playgrounds 4を使って作成されたプロジェクトをXcode13.2を使って開いたり編集したりできるということも歓迎するだろう。SwiftUIプレビュー版をサポートすることに加えて、Swift Playgrounds 4はもちろんiPadでアプリをフルスクリーンで起動することができる。

間違いなく、Swift Playgrounds 4の最も興味深い機能は、アプリを作成してApp Storeに登録する機能だ。これは、Macを持ちたくない開発者や、iPadだけを持ち歩き外出先でいくつかの作業を行うことを好む開発者にとっても、歓迎すべき機能である。

一方、Swift PlaygroundにはObjective-Cコードのサポートはない。これは、React Nativeをベースとするアプリ構築など、多くの可能性を排除しているように見える。さらに、macOS、watchOS、tvOS用のアプリの作成はサポートしない。

Swift PlaygroundsはWWDC 2016カンファレンスで、Swiftのための教育ツールとインタラクティブな開発環境として立ち上げられた。Jupyter Notebooks、ClojureREPLなどと同様のエクスペリエンスを実現できる。Appleは、プログラミングとデバッグのスキルを教える一連の教育レッスンも提供している。直近の発表により、AppleはiPad用の本格的な開発環境に変わる方向に動いた。

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