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Google、Security Command Centerに新たな料金モデルを追加

Googleはこのほど、Security Command Center(SCC)に、従量制の料金モデルと、プロジェクトレベルでのデプロイメントとセルフサービスによるアクティベーションという2つの機能を追加し、いくつかの新しいアップデートを発表した。

Security Command Centerは、Google Cloudが提供するプラットフォームで、クラウド上のデータ、アプリケーション、インフラの管理と保護を支援する。Security Command Centerは、Google Cloud上のデータ、アプリケーション、インフラストラクチャの管理と保護を支援するGoogle Cloudが提供するプラットフォームで、全体のセキュリティ態勢を包括的に把握できる一元的でリアルタイムのセキュリティダッシュボードを提供するものである。

本プラットフォームの価格モデルは、無制限で利用できる月額固定料金制となっている。さらに、Googleは、Google Cloud環境にある資産の数やセキュリティイベントの発生数に応じて課金され、従量課金型の料金モデルも追加した。

料金モデルに加え、特定のプロジェクトに対してセキュリティ管理機能を有効にする機能も追加され、セキュリティ管理を適用する際の柔軟性が向上した。

SSCのアップデートに関するGoogleブログの記事で、プロダクトマネージャーであるAnoop Kapoor氏は次のように説明している。

SCCの現在のサブスクリプション価格を補完するものとして、プロジェクト単位で、予算や期間の制約を受けない柔軟な従量課金制を提供するようになりました。例えば、Google Compute Engine(GCE)上でアプリケーションを実行し、他のGoogle Cloudサービスを利用していないプロジェクトを保護する場合、プロジェクトの保護コストは、1時間あたりの消費仮想コア(v-core)数に基づいて決定されます。

さらに、Google Cloud ExpertのLukas Karlson氏はツイートしている。

Google Cloud Security Command Centerをプロジェクトレベルで、コミットメントなしで購入することが可能になりました。必要な分だけ課金してください。

SCCでは、プロジェクトレベルでのアクティベーションの他に、個々のプロジェクトに対して完全なセルフサービスでの実装によるセルフアクティベーションをサポートするようになった。

マイクロソフトやAWSといった他のクラウドプロバイダーは、SCCのようなセキュリティプラットフォームをネイティブに提供している。例えばマイクロソフトのDefender for Cloudは、Azureやハイブリッド環境において、脅威対策、セキュリティポリシー実施、セキュリティ分析を提供するセキュリティ管理プラットフォームだ。またAWSには他のAWSセキュリティサービスと統合するセキュリティ管理プラットフォームであるSecurity Hubがある。

詳細はdocumentation landing pageから参照できる。また全ての価格情報は価格ページに掲載されている。

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