MindscapeはVisual StudioにSass、LESS、CoffeeScriptをもたらすエクステンション、Web Workbenchの新バージョンを発表した。このリリースにはVisual Studio 11のサポート、インポート処理の改善、CoffeeScriptのアウトライン折り畳みが含まれる。またWeb Workbench 3.0からの最近のパフォーマンス改善も取り込まれている。
開発者向けプレビューのリリース以降、Web Workbenchは注意付きながらもVisual Studio 11でほぼ機能していた。Mindscapeが言うには、新しいアップデートは今やVisual Studio 11で完全に機能し、以前のバージョンと違って、Visual Studio 2010もインストールする必要はない。
新しいWeb Workbenchには他にも次のような機能が含まれる。
- CoffeeScriptの折り畳めるアウトライン(これまではLESSとSassファイルでのみ可能だった)
- インポートしたファイルにおけるIntelliSenseの改善
- CompassスタイルシートのIntelliSenseによる認識(コンパイルは含まれないが)
このリリースはWeb Workbench 3.0に導入された最近のパフォーマンス改善を土台としている。これらの改善にはバックグラウンド動作するコンパイラが含まれており、ユーザは巨大なスクリプトのコンパイルが終わるのを待つ必要はなくなった。また、コンパイルを細部にわたって制御できる新しい設定ダイアログも含まれている。
Web WorkbenchはVisual Studio Extensions Managerからフリーで利用でき、MindscapeからはProバージョンも提供される。