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EE4Jプロジェクト、これはJava EE技術をオープンソースにするというオラクルの決定に従いEclipseファウンデーション主導でJava EE技術を管理するために作られたものであるが、勢いが増してきている。
プロジェクトが作られてすぐに、EclipseLinkとYasson(Java JSON Binding、JSR-367の公式参照実装)がEE4J傘下に移管される2つの最初のプロジェクトとなった。12月に報告したように、さらに7つのプロジェクトが提案されていると公表している。
これらのプロジェクトが作成されEclipseからバイナリが利用できるという最初の一歩を示している一方で、オープンソースプロジェクトではソースコードも利用できるのが肝心な点だ。なおもうコードはGithubのリポジトリに入り始めている。1月11日、Dmitry Kornilov氏がJSON-PプロジェクトのソースコードがEE4JオーガナイゼーションのGitHubリポジトリにプッシュされたと発表した。これを書いている時点では、JSON-PにWebsocket APIとJMS API 、Jax-RSのソースコードが合流している。EclipseLinkとYassonプロジェクトでもソースコードが利用できるが、現時点ではダウンロードはEclipseのサイトからだけで、共同のGitHub環境からはできない。
Kornilov氏はJSON-Pのスペックリードで、Githubへの最初のコミットはオラクルがGlassfishのようなトレードマークとなるプロジェクト名の所有権をEclipseファウンデーションへ移管する際に必要な一連のタスクが成就したことを表している。オラクルのチームもコードにあるファイルヘッダを更新しなければならない。Eclipseパブリックライセンス 2.0にするためだ。すぐにそのライセンス下となりパッケージングして提供されるだろう。Eclipse Management Organisation (EMO)のスタッフはプロジェクト提案をレビュー、プロジェクトを作成、リポジトリを準備、コミッタのリストを設定、IPが残っている可能性があるのでコードをスキャンといったことを最初のチェックインの前にしなければならない。
Kornilov氏は1月11日ee4jミュニティメーリングリストで結果を知らせた。彼が興奮していることは明らかだった。EclipseファウンデーションのエグゼクティブディレクタであるMike Milinkovich氏はブログで道のりを成し遂げたこと、残る8つの初期プロジェクトがすぐ“うまくいけば今月末まで”にあとに続くと述べている。
しかしEE4Jのプロジェクト管理委員会の1月の会議議事録から進行中の作業が複雑であることは明らかで、ここではEclipse Ozarkの実装プロジェクトを通じてライセンスへの関心が生じていると報告している。このプロジェクトは現時点でApache-2.0ライセンスでライセンスされているが、これは現在のEE4Jプロジェクトのライセンススキームと競合する。またもしこれがEclipseのEE4J傘下のプロジェクトに移管されるとなると、 MicroProfileプロジェクトに影響する。また企業ブランディングの問題からパッケージ名での“java”という単語の使用を制限したいというオラクルの意向に対する懸念もReza Rahman氏から掲げられている。これは問題についての公開質問としてJava EEガーディアンズのウェブサイトに書かれており、ee4jコミュニティメーリングリストでの議論へと昇格している。
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