分散チームは今日、多くの組織で標準的なものとなっているが、効果を出せるかは試されている。
Shane Hastie氏とShannon Ewan氏はサンディエゴで開催されたAgile2018カンファレンスで、"Being Agile in a Remote Team"と題したセッションにおいて、分散アジャイルチームとうまくいく方法について講演した。彼らはICAgile(完全リモートチーム、組織)でうまくいったストーリーを紹介しながら、ハイパフォーミングチームの品質、リモートチームにおける迷信、リモートチームをうまく動かす戦略について話した。
あなたは以下は迷信だと思うだろうか?事実だと思うだろうか?
- リモートチームは効果が薄い - 迷信!
- リモートチームはイノベーティブになれない - 迷信!
- リモートチームは高いパフォーマンスを出せない - 迷信!
- リモートチームのメンバーはコミットが薄い - 迷信!
- リモートチームはアジャイルな方法で働けない - 迷信!
リモートチームは複雑さ、コミュニケーションギャップ、カルチャーギャップ、時差の問題、スキルギャップ、透明性の欠如をもたらす可能性がある - 放置していたらの場合だ。我々は困難に取り組み、成功を収めながら成長し、リモートチームの多くの利益をもたらすこともできるのだ。
リモートチームは以下のような利益をもたらすことができる:
- 組織の間接費を減らす
- 才能とスキルへのアクセスが増える
- 24時間体制のカバレッジ
- チームと個人のワーク・ライフ・バランス
- 考えてフォーカスする時間が増える
これらの利益を得るためには、リーダー、個人、チームは仕事をする必要がある。以下は、リーダー、チーム、個人がリモートチームで良い結果を得られる戦術である。
リーダー:
- リモートチームに適切な人材を雇う重要性を理解する
- リモートチームのメンバーと交流する際には、信頼から始める
- アウトプット(作り出したモノ)ではなくアウトカム(作り出した成果)を評価する
- ソーシャル・ボンディングのための時間を確保する
- 実験を行い、何がうまくいくか見てみる
- 必要なサポートを提供し、どんなサポートが必要か調べて尋ねる
チーム:
- 互いに責任を負う
- ハードな会話をする:"この原因を突き止めよう"
- 気を抜く瞬間の作り方を探る
- 一緒に楽しめる機会を探す
- 邪魔されてもいい状態か周りに知らせ、"集中状態"にコミュニケ-トする方法を探る
- チームの規範を作り、順応させる
- 交流のレベルと自分が使うツール、それをどう使うかを明確にする
個人:
- 自身に責任を負う
- コミュニケートする、決めてかからない
- 他人には善意があると想像する
- 他人の好きなコミュニケーションを理解する
- 時間を把握する(タイムゾーンを含む)
- プロフェッショナルな外見でいる、ビデオを使う
- 健康に気を遣う:歩く、休む、中断する、セルフケア
- チームメイトを理解する:文化、背景、興味、モチベーション
講演者は、これらは誰もがリモートチームと交流を整えるのに使える便利なティップスであると紹介した。
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