InfoQ ホームページ プログラミング に関するすべてのコンテンツ
-
DockerがHardened Imagesを導入、コンテナセキュリティを強化
DockerはDocker Hardened Images、ソフトウェアサプライチェーンの脅威から保護するために設計された、エンタープライズグレードでセキュリティ強化されたコンテナイメージのカタログ、をリリースした。Dockerによれば、DevOpsチームが自らコンテナのセキュリティを確保する手間を省くことで、Hardened Imagesはエンタープライズグレードのセキュリティおよびコンプライアンス標準を満たすより簡単な方法を提供する。
-
マイクロソフトがネイティブTypeScriptコンパイラ移植を発表、10倍パフォーマンス向上
マイクロソフトのTypeScriptチームはTypeScriptコンパイラ(tsc)の実験的ネイティブ移植版、ビルド時間を10倍に短縮し、エディタのコールドスタート時間を大幅に削減し、メモリ使用量を大きく改善することを目的としたtsc-goを発表した。この取り組みはNode.jsランタイムのオーバーヘッドなしにGoで書かれたコンパイラを動かすことを探求するものだ。
-
Visual Studio 2022 v17.14がエージェントモードと高度Copilot支援を導入
マイクロソフトはVisual Studio 2022バージョン17.14の一般提供を発表、GitHub Copilotコードアシスタントのエージェントモードを含む複数の機能強化を導入した。エージェントモードにより、Copilotはコード編集時に複雑なマルチステップタスクを実行できるようになる。
-
Docker Model RunnerでLLMモデルのローカル実行を手軽に
今回公開となったDocker Model Runnerでは、AIモデルのローカル環境実行や、ローカル環境にあるAIモデル使用したアプリケーションコードの反復処理が可能になっている。また、作業中にコンテナー内でワークフロー実行を中断する必要もない。現在、Apple Siliconを搭載したMac向けのDocker Desktop 4.40がプレビュー配信中だ。
-
OpenAIがCodexソフトウェアエンジニアリングエージェントのプレビューを発表
OpenAIはCodexを発表した。これは、コードの作成、デバッグ、テスト、プルリクエストの生成など、一般的な開発タスクを自動化するために設計されたクラウドベースのソフトウェアエンジニアリングエージェントの研究プレビューだ。Codexは、ChatGPTのPro、Team、Enterpriseユーザー向けに統合されており、各タスクはユーザーのコードベースが事前にロードされ、開発環境に合わせて設定された安全なサンドボックス環境で実行されている。
-
Cloudflare AutoRAG、Retrieval-Augmented Generationを効率化
LLMベースシステムでCloudflareはRetrieval-Augmented Generationを利用するためのマネージドサービスを開始した。現在ベータ版の、Cloudflare AutoRAGは開発者がリッチなコンテキストデータをLLMに統合するパイプラインをより簡単に構築できるようにすることを目指している。
-
Amazon QとClaude Codeが開発者CLIをAIで制御可能に
AWSは最近、高度なエージェント機能を備えたAmazon Q Developer用の拡張CLI(コマンドラインインターフェイス)エージェントを発表した。Amazon BedrockとClaude 3.7 Sonnetの推論機能を利用したこのアップグレードにより、開発者はコンテキストを切り替えることなく、ターミナル内で直接AIと作業可能になる。一方、Anthropic社は研究プレビューとしてClaude Codeを発表した。これはターミナルベースのコーディングアシスタントで、開発者はコマンドラインから直接Claudeを操作できる。
-
CiscoがJARVISを発表:プラットフォームエンジニアリングチームのためのAIアシスタント
Ciscoのイノベーション部門Outshiftがプラットフォームエンジニアリング・ワークフローを効率化するために設計されたJARVIS 、AI搭載アシスタントを発表した。JARVISは会話型インターフェースを提供、複雑なタスクを簡素化し、実行時間と認知負荷を減少させる。
-
Googleがイルカのコミュニケーション研究支援にDolphinGemmaを投入
GoogleはDolphinGemma、研究者がイルカの発声を分析・解釈することを支援するために開発された新しいAIモデルを発表した。このプロジェクトはWild Dolphin Project(WDP)とジョージア工科大学の研究者との継続的な共同研究の一環であり、大西洋マダライルカの自然なコミュニケーションにおけるパターンの特定にフォーカスしている。
-
Google Cloud、Cloud Storageに階層型ネームスペースを導入し、AI/MLワークフローを強化
2025年3月17日、Google CloudはCloud Storageに階層型ネームスペース(HNS)機能を導入し、データの整理、パフォーマンス、信頼性を向上させることで、AIおよび機械学習(ML)ワークロードの最適化を目指した。
-
DeepSeek社、数学定理証明向けLLM「Prover-V2」をオープンソースで公開
DeepSeek社は、Lean 4における数学定理証明に特化した新しいオープンソースの大規模言語モデルDeepSeek-Prover-V2を公開した。このモデルは、同社の基盤モデルであるDeepSeek-V3を活用した再帰的定理証明パイプラインを基盤として構築されている。Lean 4は、Microsoft Researchが開発した最新バージョンのLean定理証明ツールであり、機械による検証が可能な形式的証明を数学者やコンピュータ科学者が記述できる対話型証明支援システムである。
-
GitHubはどのようにsub-issueをissueトラッキングシステムに組み込んだか
sub-issueの一般公開に合わせて、GitHubのエンジニア Shaun Wong氏が階層的なissue構造をサポートするようになった経緯や、開発中に学んだ教訓、ワークフローにおいてsub-issueが果たした重要なロールについての知見をシェアした。
-
GitHub Actionsの一部アクションの侵害でCI/CDサプライチェーンのリスクが浮き彫りに
先日、参照・利用用途で人気のGitHub Actionsの一部のアクションが利用者リポジトリを侵害する事件があり、オープンソース GitHub Actionsの公開・使用に伴う重大な脆弱性が露呈する事態となった。
-
Anthropicの「AI顕微鏡」が大規模言語モデルの内部構造を探る
Anthropicが最近発表した2つの論文は、大規模言語モデルの内部で起こるプロセスを明らかにしようとする試みで、解釈可能な概念を特定し、それを言語化する計算「回路」に結びつける方法と、ハルシネーション、プランニング、その他の主要な特徴を含むClaude Haiku 3.5の重要な挙動を特徴付ける方法を探求している。
-
InfluxDB 3のオープンソース版が一般提供(GA)に到達
InfluxDataのエンタープライズ版のGA版をリリースしてから2年、オープンソース版も成熟の域に達した。リアルタイムのワークロードと実行のしやすさをコンセプトにしたコア版は、長期的なストレージの最適化、コンパクションや高可用性(HA)、リードレプリカ、きめ細かなアクセス制御といった機能を省いている。