InfoQ ホームページ Rust に関するすべてのコンテンツ
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Denoはプロダクションで利用可能
JavaScriptとTypeScriptのセキュアなランタイムであるDenoがバージョン1.0に到達した。Rustで書かれたDenoは、Node.jsの多くの設計上の問題に対処するが、開発者が採用することにおいても課題に直面している。
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RustConfがRustの成長とともに目指す、より開放的なコミュニティ
RustConfが2020年8月に開催された。Rustが主流プログラミング言語へと登るにつれ、さまざまなバックグラウンドやスキルレベルの開発者を考慮した、開放的な(inclusive)ものになる必要が生じている。間口を広くすることが今年のRustConfのテーマだ。
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C言語からRustへのトランスパイルを目指すC2Rustニュースをアップしました
c2Rustは、C99準拠のコードのRustへのマイグレーションを可能にするオープンソースプロジェクトだ。比較的新しいこのツールの開発を通じて、開発者たちは、C言語の記述方法に関するいくつかの教訓を得るとともに、それをABIレベルでRustに置き換える可能性に関する現在の限界について探ることができた。
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Dropbox、改良型Brotliを使用して同期パフォーマンスを改善
いくつかの一般的なロスレス圧縮アルゴリズムをパフォーマンス分析した結果、Dropboxのエンジニアたちは、GoogleのBrotliエンコーダに少し手を加えることで、自社エンジンの同期パフォーマンス改善に成功した。同社エンジニアのRishabh Jain、Daniel Reiter Horn両氏の主張によれば、この変更により、中央値レイテンシ(median latency)とデータ転送が30パーセント以上改善された。
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不適切なcastの修正とRocket Webフレームワークのサポート安定化が図られたRust 1.45
Rust 1.45では、未定義動作の原因になる可能性があると以前から指摘されていた、浮動小数点のキャスト問題に対する修正と、人気のWebフレームワークであるRocketで使用される機能の安定化が行われている。
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メモリ効率のよい全文検索をRustとWebAssemblyで実現する
TrivagoのバックエンドエンジニアであるMatthias Endler氏が、クライアントサイドで動作する全文検索エンジンを公開した。Bloomフィルタを活用することで、メモリ効率の高い設計がされている。このTinysearchはRustで記述されており、WebAssemblyにトランスパイルされた後、ブラウザ内で使用される。50~100KBという小サイズをうたっており、フルワード(full word)のみをインデックスすることができる。
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Rustが最も人気のあるプログラミング言語トップ20に
開発者のRusthへの愛情が、実世界での採用に反映されつつある。2020年6月2日、TIOBEは、初めてRustがTIOBE indexのトップ20に入ったことを発表した。
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MicrosoftをRustの社内採用に近付けるRust/WinRT
現在プレビュー版として公開されているRust/WinRTは、C++/WinRTなど他の言語プロジェクションと同じように、自然で慣用的な方法によるWindows APIの呼び出しを可能にする、Windowsランタイム用の言語プロジェクション(Language Projection)である。
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ZetZ、形式的検証機能を備えたCのダイアレクト
ZetZ、略してZZは、RustにインスパイアされたCのダイアレクト(diarect, 方言)だ。コンパイル時に仮想マシン内でシンボリック実行することによって、コードの形式的検証を行う。作者でメンテナのAvid Picciani氏に話を聞いた。
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開発者調査を調査する - Javaに関する結果を中心に
JRebelとSynkは先頃、Java/JVMテクノロジレポートを公開した。CodingameとTiobeは、言語の使用と採用に関するレポートを発表している。これら報告書の現状と、Javaを含むエコシステムで現在何が起きているのかを調査した。
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信頼できるハードウェアの構築は可能か - Andrew Huang氏の36C3での講演より
Andrew "bunnie" Huang氏は先頃の36C3で、ブログ記事"Can We Build Trustable Hardware?"の内容をテーマに、"ハードウェアの信頼性問題はオープンソースでは解決できない(Open Source is Insufficient to Solve Trust Problems in Hardware)"と題した講演を行った。講演の中心は、ハードウェアとソフトウェアではTOCTOU(Time-of-Check to Time-of-Use)の意味が大きく違っているため、脅威モデルにおける数々の潜在的攻撃の緩和にはさほど有用ではない、という主張だ。
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Rust AnalyzerによってIDEフレンドリなコンパイラを目指すRust
rust Analyzerは、優れたIDEエクスペリエンスをRustに実現することを目的とした、Rustエコシステムの新たな取り組みだ。InfoQは今回、同プロジェクトの主要なコントリビュータであるAleksey Kladov氏と、Rust Core TeamメンバのSteve Klabnik氏に、その詳細を聞くことができた。
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Microsoftがソフトウェアの安全性に���するソリューションとしてRustを検討
Microsoftは現在、ソフトウェアの安全性改善を目的としたRustの導入試験を行っている。RustFest Barcelonaでは同社エンジニアのRyan Levick氏とSebastian Fernandez氏が、MicrosoftがRustを使用する上で直面している課題について講演した。また、Adam Burch氏の説明によれば、同社は現在、低レベルのWindowsコンポーネントの書き直しなどでRustを試験的に使用しているという。
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Rustが1.39でゼロコストAsync/Awaitをサポート
Rustのバージョン1.36で先行サポートされていたasync/.await機能が、バージョン1.39で最終的な安定版になった。RustコアチームメンバのNiko Matsakis氏の説明によると、他言語とは異なり、Rustのasync/.awaitはゼロコスト抽象化(zero-cost abstraction)である。