InfoQ ホームページ Rust に関するすべてのコンテンツ
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メモリ使用量などが改善されたRust 1.23
Rustの最新バージョンの最も重要な改善点は、不要なコピーの回避によって実現したメモリ使用量の削減だ。さらにrustdocも、CommonMark準拠のエンジンを一貫的に使用してドキュメントをレンダリングするようになった。
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言語構文とツーリングを改善したRust 1.21
RustコアチームがRust 1.21をリリースした。リテラルの柔軟性を高める新たな言語機能に加えて、ライブラリの安定性向上とツールサポートの改善が行なわれている。
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swiftメモリオーナシップのマニフェストが公開
Swiftの開発者で、Tesla移籍までSwiftチームのリーダを務めていたChrid Lattner氏によると、Swift開発の主な目標のひとつに、Rust/Cycloneからヒントを得たメモリオーナシップモデルの定義がある。Swift 4がフェーズ2に入った今、Swiftチームは、Swiftのメモリオーナシップの動作を説明したマニフェストを発表した。
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ブラウザベンダがデフォルトでWebAssemblyを有効化
WebAssemblyに関わるブラウザベンダが初期実装について"合意"に達した。これによってブラウザはデフォルトでWebAssemblyを同梱できる。これは重要なマイルストンだ。しかし、この初期実装によって開発者はすぐに大きな便益を享受できるわけではない。DOMの操作やガベージコレクタが仕様化されていないからだ。
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Rust Language Serverがアーリーアダプタ向けに提供へ
Rust Language Server(RLS)は,コードの自動補完,goto定義,再フォーマットなどの機能を備えたツール開発の支援を目的とする。実際のプロジェクトでの使用とフィードバック提供のために今回,アーリーアダプタ向けのアルファ版が公開されることになった,とプロジェクトの代表的なコントリビュータのひとりであるJonathan Turner氏が書いている。
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Rust 1.14リリース,WebAssemblyの実験的サポートとrustup 1.0を提供
Rust 1.14が新たな実験対象としてWebAssemblyを導入するとともに,パターンマッチング構文を拡張する,とRustコアチームが伝えている。 さらにrustupが安定版となり,ソースからRustを構築する推奨手段となった。
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2017年,Rustはどこへ向かうのか
Rustコアチームは先日,Rust言語の今後1年間のあるべき場所の定義を目的としたロードマップ案を決定した。Rustユーザを対象として2016年に実施した調査の結果を一部取り入れるとともに,速度と信頼性を犠牲にすることなく,Rustの生産性を向上することを最優先課題としている。
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ブートストラップ,panic処理などが改善されたRust 1.10
新たにリリースされたRust 1.10では,オープンソースのディストリビューションをより容易にするため,ブートストラップに新しいアプローチが導入された。他にも,コンパイラのパフォーマンス向上とバイナリサイズ削減を実現したpanicのための新たなcargoオプション,共有ライブラリの新フォーマット,多数のパフォーマンス向上が実現されている。
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エラー処理を改善しコンパイル時間を短縮したRust 1.9
先日発表されたRust 1.9の新しい例外処理APIには,スレッド間の例外パラダイムをコントロールするための機能が,これまで以上に実装されている。また,変数の等価性を決定する時のコンパイラのパフォーマンスも向上している。
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MozillaのServoブラウザ、nightlyビルド公開
ServoブラウザはMozilla Researchによってスクラッチから作られたもので、nightlyビルドでダウンロード公開できるまでの完成度になった。nightlyビルドによって利用者が広がり、ブラウザのWeb互換性とパフォーマンスが大きく改善されることをチームは期待している。
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Rustup、Rustコードのクロスコンパイルを簡単にする
Rust 1.8で導入されたRustupは、Rustのためのツールチェーンマネージャーだ。Rustコードのクロスコンパイルを簡単にすることを目的としている。MozillaのエンジニアBrian Anderson氏が詳しく説明した。