InfoQ ホームページ cloud-native-computing-foundation に関するすべてのコンテンツ
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オープンソースプロジェクトは財団を脱退できるのか?NATS論争の展開
先月、SynadiaはNATSをCloud Native Computing Foundation(CNCF)から引き上げ、Apache 2.0ライセンスから非オープンソースライセンスに移行することを示唆した。この論争は数日間しか続かなかったが、SynadiaとCNCF双方がプロジェクトがオープンソースエコシステムに残すことに合意したものの、この論争は多くの人々にオープンソースプロジェクトの長期的な利用可能性とサポートについての懸念を残した。
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CNCFがKubescapeをインキュベートプロジェクトとして承認
CNCF技術指導委員会(TOC)は最近、Kubescapeをインキュベートプロジェクトとして承認したことを発表した。Kubescapeは、Kubernetes環境の開発からデプロイメントまでのセキュリティカバレッジを提供する。CLIツールとKubernetesオペレーターとして利用できる。
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クラウドネイティブ分散ストレージシステムCubeFSがCNCFを卒業
Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は、オープンソースの分散ストレージシステムCubeFSが卒業ステータスに達したと発表した。CubeFSは2017年に設立され、POSIX、HDFS、S3、独自のREST APIを含む複数のアクセスプロトコルをサポートしている。CubeFSの主要なプラットフォームターゲットは、ビッグデータ、AI/LLMアプリケーション、コンテナプラットフォーム、データベースだ。
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KubeCon + CloudNativeCon NA 2024:主な発表とプロジェクトのアップデート
先週、クラウドネイティブコミュニティがユタ州ソルトレイクシティに集まり、KubeCon + CloudNativeCon North America 2024が開催された。実務者、技術リーダー、ベンダーたちが、クラウドネイティブコンピューティングを定義する最新の革新と技術を探求した。
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Figma、ECSからKubernetesに移行し、CNCFエコシステムの恩恵とコスト削減を図る
Figmaは、同社のコンピュート・プラットフォームをAWS ECSからKubernetes (EKS)へ、顧客への影響を最小限に抑えながら12ヶ月以内に移行した。同社は、コンテナ化されたワークロードを実行するためにKubernetesの採用を決定したが、これは主にCNCFがサポートする大規模なエコシステムを活用するためだった。さらに、コスト削減、開発者エクスペリエンスの向上、回復力の強化を追求したことも、この移行を決定づけた。
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Kubernetes 1.30がリリースされ、コンテキストログ、パフォーマンス、セキュリティが改善された
Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は4月、Uwubernetesと名付けられたKubernetes 1.30をリリースした。このリリースでは、再帰的読み取り専用マウント、ジョブ完了ポリシー、高速な再帰的SELinuxラベル変更などの機能が導入された。
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Kubernetes向けクラウドネイティブ・セキュリティツール「Falco」がCNCFを認定
CNCFは、Linuxシステム向けに設計されたツールであり、事実上のKubernetes脅威検知エンジンであるFalcoの卒業を発表した。このプロジェクトは、適正評価プロセスを受け、第三者によるセキュリティ監査を完了し、ソフトウェア・ライセンスの承認を得るなど、すべての認定要件件を満たすことに成功した。
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CloudEventsがCloud Native Computing Foundationを卒業:Clemens Vasters氏とのQ&A
今年初め、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)はCloudEventsが卒業したことを発表した。CloudEventsは、標準化された方法でイベント・メタデータを公開するように設計された仕様であり、プラットフォーム、サービス、システム間の相互運用性を確保するのに役立つ。
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CNCF、Kubernetes上のKafkaを簡素化するStrimziをインキュベートする
Cloud-Native Computing Foundation(CNCF)は、Kubernetes上でのApache Kafkaのデプロイを効率化するインキュベート・プロジェクトとしてStrimziを承認した。Strimziは、Kubernetes上でのKafkaの設定、デプロイ、運用を容易にするKubernetes APIを拡張する一連のオペレータを通じて、Kafkaと対話するKubernetesネイティブな方法を提供する。
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CNCF調査: Kubernetesでの支出が増加、半数の組織が過剰プロビジョニング
CNCFは、クラウドネイティブなFinOpsとクラウド財務管理(CFM)に関する最新のマイクロサーベイレポートの結果を発表した。Kubernetesは回答者の49%にとってクラウド支出を増加させたが、28%はKubernetesへの移行後もコストは変わらず、24%は節��できたと述べている。回答者は、過剰支出の主な要因として、過剰プロビジョニング、認識と責任の欠如、スプロールを挙げている。
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Grab、Strimzi、AWS AddOns、EBSにてKubernetes環境のKafkaが持つ耐障害性を改善
GrabはKubernetes環境にあるKafkaのセットアップをアップデートし、耐障害性を向上させ、予期せぬKafkaブローカーの終了に備えて人による介入を完全に排除した。初期設計の欠点に対処するため、チームはAWS Node Termination Handler (NTH)と統合し、ターゲットグループのマッピングにLoad Balancer Controllerを使用し、ストレージをELBボリュームに切り替えた。
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Kubernetes 1.28がリリースされ、新しいリポジトリとWindowsにおける権限の昇格が修正
Cloud Native Computing Foundation(CNCF)はKubernetes 1.28をリリースした。このリリースには、混合バージョンのプロキシ、コンテナへのCDIインジェクションのサポート、サイドカーコンテナの認識などの新機能が含まれる。
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OpenTelemetry Protocol (OTLP) 1.0.0 リリース
先日、OpenTelemetry Protocol (OTLP) 1.0.0がリリースされた。OTLPの仕様は、テレメトリソースと、コレクターのような中間ノード、テレメトリバックエンドの間でのテレメトリデータのエンコーディング、トランスポート、 配信メカニズムについて、記述をしている。これは、OpenTelemetryプロジェクトの範囲内で設計された、汎用テレメトリデータ配信プロトコルである。
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レガシーイメージレジストリの凍結とPodリソースのインプレース更新を含むKubernetes 1.27をリリース
Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は、「chill vibes」という名前でKubernetes 1.27をリリースした。このリリースでは、「Podリソースのインプレース更新」「並列イメージプルの制限」「複数サービスCIDR」などの新機能が追加されている。
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CloudNativeSecurityCon 2023にて ~ eBPFを活用した不審な動作の特定
ワシントン州シアトルで開催されたCloudNativeSecrityCon2023で、AWSのエンジニアであるJeremy Cowan氏とWasiq Muhammad氏が、eBPFによる疑わしい行動の特定やそのユースケース、そしてAWSがそれを使ってどのように脅威検出と保護をしているかを発表した。