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AWS LambdaがCloudWatch Logsに対して階層型料金を導入、ログ記録先を拡大
AWSはLambdaロギング機能に大きなアップデートを発表、Amazon CloudWatch Logsに対してボリュームベースの階層型料金を導入し、さらにAmazon S3およびAmazon Data Firehoseを新しいコスト効率の高いLambdaログの送信先として追加した。2025年5月1日より有効となるこれらの変更は、大量のLambdaデプロイメントにおけるロギングコストの削減を目的としており、より広範な監視ツールとの連携に対する柔軟性も提供する。
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Google Cloud、Cloud Storageに階層型ネームスペースを導入し、AI/MLワークフローを強化
2025年3月17日、Google CloudはCloud Storageに階層型ネームスペース(HNS)機能を導入し、データの整理、パフォーマンス、信頼性を向上させることで、AIおよび機械学習(ML)ワークロードの最適化を目指した。
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グーグル社、Cloud WANで企業ネットワークの革新を狙う
グーグル社は、Cloud WANの一般公開を発表した。今回発表となったCloud WANは、自社グローバルネットワークインフラを活用したCloud Wide Area Network(WAN)の新たなマネージドソリューションである。
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ソーシャルドライバーを活用してソフトウェアエンジニアリングチームのパフォーマンスを向上させる
Lizzie Matusov氏が、技術的なドライバー(例えば、速度)はチームのパフォーマンスの不完全な視点しか提供しないと発表した。信頼、自律性、目的、心理的安全性といった「ソーシャルドライバー」(社会的要因)はより完全な視点を提供し、改善のための重要な機会を明らかにする。彼女はQCon San Franciscoで高パフォーマンスのエンジニアリングチームの背後にあるソーシャルドライバーについて話した。
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DeepSeek社、数学定理証明向けLLM「Prover-V2」をオープンソースで公開
DeepSeek社は、Lean 4における数学定理証明に特化した新しいオープンソースの大規模言語モデルDeepSeek-Prover-V2を公開した。このモデルは、同社の基盤モデルであるDeepSeek-V3を活用した再帰的定理証明パイプラインを基盤として構築されている。Lean 4は、Microsoft Researchが開発した最新バージョンのLean定理証明ツールであり、機械による検証が可能な形式的証明を数学者やコンピュータ科学者が記述できる対話型証明支援システムである。
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CedarによるKubernetes認証対応
Cedarは現代の認証のニーズのために設計された、人間が読みやすく機械が分析可能なポリシー言語である。Kubernetes認可におけるロールベースアクセス制御(RBAC)の課題に対処し、特定のリソースに対するきめ細かなパーミッションを可能にする条件演算子を提供する。
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CNCFがKubescapeをイン���ュベートプロジェクトとして承認
CNCF技術指導委員会(TOC)は最近、Kubescapeをインキュベートプロジェクトとして承認したことを発表した。Kubescapeは、Kubernetes環境の開発からデプロイメントまでのセキュリティカバレッジを提供する。CLIツールとKubernetesオペレーターとして利用できる。
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GitHubはどのようにsub-issueをissueトラッキングシステムに組み込んだか
sub-issueの一般公開に合わせて、GitHubのエンジニア Shaun Wong氏が階層的なissue構造をサポートするようになった経緯や、開発中に学んだ教訓、ワークフローにおいてsub-issueが果たした重要なロールについての知見をシェアした。
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Google DeepMindがAIコーディングエージェントAlphaEvolveを発表
Google DeepMindがAlphaEvolveコーディングエージェントに関する論文を発表した。AlphaEvolveはハードウェア設計、データセンター運用、AIトレーニングを含む幅広い分野でアルゴリズムの発見と最適化を行うためにLLMを使用する。
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GitHub Actionsの一部アクションの侵害でCI/CDサプライチェーンのリスクが浮き彫りに
先日、参照・利用用途で人気のGitHub Actionsの一部のアクションが利用者リポジトリを侵害する事件があり、オープンソース GitHub Actionsの公開・使用に伴う重大な脆弱性が露呈する事態となった。
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Anthropicの「AI顕微鏡」が大規模言語モデルの内部構造を探る
Anthropicが最近発表した2つの論文は、大規模言語モデルの内部で起こるプロセスを明らかにしようとする試みで、解釈可能な概念を特定し、それを言語化する計算「回路」に結びつける方法と、ハルシネーション、プランニング、その他の主要な特徴を含むClaude Haiku 3.5の重要な挙動を特徴付ける方法を探求している。
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ソフトウェア業界でレジリエンスを高める業界・企業文化や習慣を育むには
レジリエンスを高めることで、課題に対する個人や企業の柔軟な対応が可能になる。Kathleen Vignos氏曰く、個人のレジリエンス、技術におけるレジリエンス、企業のレジリエンスの根底には、それぞれ適応力、幅広いツールの習得、柔軟性と強力なネットワークが必要になるという。 急速に変化するソフトウェア業界では、技術変化にアンテナを広げ、新たな知識の吸収して柔軟性を高め、協業を進めることがレジリエンス向上につながるというのだ。
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InfluxDB 3のオープンソース版が一般提供(GA)に到達
InfluxDataのエンタープライズ版のGA版をリリースしてから2年、オープンソース版も成熟の域に達した。リアルタイムのワークロードと実行のしやすさをコンセプトにしたコア版は、長期的なストレージの最適化、コンパクションや高可用性(HA)、リードレプリカ、きめ細かなアクセス制御といった機能を省いている。
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FastAPI-MCP: FastAPIとAIエージェントの統合をシンプルに
新しいオープンソースライブラリFastAPI-MCPは、Model Context Protocol (MCP)を通じて開発者が、従来のFastAPIアプリケーションと最新のAIエージェントを接続することを容易にしている。ゼロコンフィギュレーションセットアップのために設計されたFastAPI-MCPは、開発者が自動的にAPIエンドポイントをMCP互換のツールとして公開できるようにし、最小限の変更でWebサービスをAIシステムからアクセス可能にする。
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OpenAI社がAIエージェントのウェブ検索機能やディープリサーチ機能のベンチマーク評価を実現する「BrowseComp」を発表
SimpleQAをはじめとする従来型のベンチマークは単一事実情報の収集能力評価に特化しており、ブラウジング機能搭載型GPT-4oなどの高速ブラウジング対応モデルの台頭で「飽和状態」に達している。一方、BrowseCompは数十、数百のウェブサイトを行き来しながら、情報を収集精査するエージェントの能力を計測する。 BrowseCompの問題には、端的かつ明確な回答が可能であり、参照型ソリューションとの照合で評価が容易に行える。