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Deep Java Library - Java開発者のための新たなディープラーニングツールキット
Amazonはディープラーニングモデルのトレーニング、デプロイ、推論生成を簡単にするオープンソースライブラリのDeep Java Library(DJL)をリリースした。DJLフレームワークは非依存性を備えており、既存のディープラーニングフレームワーク上でJava Native Access(JNA)を使用することで、一般的に使用されているディープラーニング機能を抽象化する。現時点では、Apache MXNetとTensorFlow用の実装が提供されている。
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Dynein - Airbnbの開発した非同期バックグラウンドジョブサービス
Airbnbでは、大量のリソースと処理時間を要するタスクを非同期バックグラウンドジョブを移行することで、スケーラビリティの改善を測っている。ジョブスケジュールシステムは非常に重要なコンポーネントであるため、同チームでは、高度にスケーラブルなスケジューラを備えた分散型遅延ジョブキューサービスとしてDyneinを開発した。今回の記事では同社のAndy Fang氏が、このサービスの設計および開発に関する背景と課題について説明している。
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コンポーネントベースのアプリケーションのためのCSSアーキテクチャ
CSSアーキテクチャは複雑なテーマであるため、開発者にも見過ごされがちである。しかしながら、CSSをコンポーネント単位でカプセル化することにより、多くの落とし穴を回避することが可能になる。この"回避策"は開発者の作業を容易にしてくれる一方で、再利用性と拡張性といったコストも伴う。
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パイロットプロジェクトを世界規模のIT組織に拡張するには
パイロットプロイジェクトを世界規模のIT組織に拡張することは可能だ、正しく行えば十分に機能して、企業全体のトランスフォーメーションに寄与するものになる、とClemens Utsching氏は言う。DevOpsCon Munich 2019で氏は、アイデアから始まったものを世界的組織にスケールアップする方法について講演した。
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Java 14がフューチャーフリーズおよびリリースランプダウンに
JDK 14は現在、ランプダウン(rampdown)の第1フェーズにある - 機能セットはすべてフリーズされ、今回のリリースを対象とした機能が今後追加されることはない。
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JavaScriptエンジンV8バージョン8.0がリリース、ヒープを40パーセント削減し、Optional ChainingとNull Coalescingを追加
GoogleのV8 JavaScriptエンジンの最新リリースであるV8 8.0は、ポインタ圧縮を採用することで、パフォーマンスを低下することなく、ヒープを40パーセントにまで削減している。?.演算子を使用したOptional Chainingと、??によるNullish Coalescenceも追加された。V8 v8.0はChromeバージョン80で正式に公開される。
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172中1つのRSA認証に乱数生成の不備による脆弱性が存在
KeyFactorの研究報告によると、IoTなどネットワークデバイスの多くに、攻撃に対する脆弱性を持った弱いディジタル認証が使用されているという。研究者のJonathan Kilgallin、Ross Vasko両氏が7,500万のRSA認証を分析したところ、172に1つの割合で、鍵に共通因数が存在した。つまりそれらは、簡単にクラック可能ということだ。
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JetBrainsがAWS Toolkit for Riderをリリース
今月初め、JetBrainsがAWS ToolkitのRiderバージョンをリリースした。Amazon Web Serviceプラットフォームでサーバレスアプリケーションの開発、テスト、デプロイを行う開発者の支援を目的としたIDEプラグインである。今回のリリースには(WebStorm内の)Node.JSのサポートとともに、IntelliJ IDEAを使用するJava開発者とPyCharmを使用するPython開発者用に3月から提供開始されている、最初のバージョンからのアップデートが含まれている。
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MicrosoftがEvent Grid on Iot Edgeのパブリックプレビューを発表
Microsoftは、Event Grid on Iot Edgeのパブリックプレビューを発表した。ネットワークにつながらない環境やリモート環境に構築されたシステム上での、イベント駆動アーキテクチャの採用が可能になる。これはつまり、ルーティング機能を備えたパブリッシュ/サブスクライブモデルを使用したイベント駆動シナリオの実装が、任意の場所で動作しているIoT(Internet of Things)デバイス上で実現できる、ということだ。
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障害モードとレジリエントなシステムの構築 - Adrian Cockcroft氏のQCon SFでの講演より
Adrian Cockcroft氏は先頃、障害発生時においても正常に運用できるレジリエントなシステムの構築方法について、自身の考えを公開した。氏は先日のQCon San Franciscoでも、継続的レジリエンスの考え方を備えたシステム構築において望まれる、クラウドのレジリエンスパターンについての私見を述べている。
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RedHatがJakarta EEとMicroProfileをサポートしたWildFly 18をリリース
RedHatは、Jakarta EE 8とMicroProfile 3.0をサポートした、WildFlyアプリケーションサーバのバージョン18をリリースした。その他にもJakarta EE APやJDK 13のサポート、セキュリティの強化、クラスタリングとEEサブシステムなどの機能があるが、注目はEJBに関わる分野とRESTEasyだ。
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Ionic Reactリリース
IonicチームがIonic Reactの最初のプロダクションリリースを発表した。これはIonicのReactバージョンであり、Reactを利用してiOS、Android、Desktop、PWA向けのアプリケーションを構築する。
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仕事場における楽しさの重要性
仕事において笑顔になることや、笑ってしまうことはチームの団結、生産性、組織のパフォーマンスを証明してくれる。楽しさは強制できるものではないが、促進できるものであると Holly Cummins 氏は FlowCon France 2019で語った。仕事場における楽しさの重要性の講演である。
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すべての機能ブランチをデプロイして迅速なプロダクトフィードバックを得る
継続的デリバリの限界を押し広げれば、ソフトウェア開発における人々のコラボレーションの方法を根本的に変えることができる。Christian Uhl氏はDevOpsCon Munich 2019で、GitLabとKubernetesを使用してすべての機能ブランチをデプロイすることにより、プロダクトオーナとステークホルダからのフィードバックを迅速に得る方法について講演した。
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Apple、Google、Amazonなどが新しいスマートホーム標準策定に向けて協力する
Apple、Google、Amazon、Zigbee Allianceは、スマートホーム製品のコネクティビティ標準を定義するための取り組み、Connected Home over IPを発表した。Appleはこの活動を加速するため、スマートホームコネクティビティのコア技術の一部をオープンソース化した。