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Agile Igniteを使用した継続的ディープラーニング - Denis Magda氏の講演より
先日のApacheCon North Americaで、Denis Magda氏が、インメモリデータグリッドのApache Igniteを使用した継続的マシンラーニング(continuous machine learning)について講演した。Igniteは、データを格納した同じクラスタ内でトレーニングとホストモデルを実行することで、マシンラーニングパイプラインを簡素化すると同時に、新たなデータが利用可能になった時に"オンライン"トレーニングを実行して、モデルを漸進的に改善することもできる。
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シリコンバレー以外の場所で起業するということ - Guild EducationのRachel Carlson氏に聞く
Rachel Carlson氏はDevelop Denver 2019で、ハイテクスタートアップの設立場所として一般的であるサンフランシスコ以外の場所を起業地として選択した理由について語った。氏の考えには当初、投資家による抵抗があったが、コロラド州デンバーにGuild Educationの本部を置いたことで多くのメリットがあった、と氏は考えている。
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AWS Lambdaがネットワーク処理を変更し、VPCユーザのコールドスタート時間を削減
AWSは、 Lambda関数をVirtual Private Cloud(VPC)内のリソースに接続する方法を変更すると発表した。この変更 — 関数の実行毎にネットワークインターフェースを生成するのではなく、事前に生成されたネットワークインターフェースを使用する — によって、サーバレス関数の"コールドスタート"の主要要因が排除される。
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Eclipseが脆弱性評価ツールを提案
Eclipse Foundationでは、既知のセキュリティ問題を持つライブラリの識別を支援する、脆弱性評価ツールを取り入れる提案を評価中である。これによって開発者は、自身の開発中の技術が脆弱なコンポーネントを使うことによってダウンストリームリスクに直面するアプリケーションに対して、開発者を支援することが可能になる。
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KubernetesとvSphereを統合したVMWareのProject Pacific
VMWareは、Kubernetesコントロールプレーンを内蔵したvSphereの再設計バージョンであるProject Pacificを発表した。vSphereのインストレーション内で、コンテナと仮想マシンの統合管理を可能にすることがその目標だ。
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Jagadish Venkatraman氏、LinkedInのSamza 1.0開発を語る
先日のApacheCon North AmericaでJagadish Venkatraman氏は、LinkedInが大規模なストリーム処理を行うためにApache Samza 1.0を開発した経緯について講演した。その中で氏は、兆単位のイベントと数ペタバイトのデータを抱えるLinkedInのユースケースについて説明し、ステートフル処理、高レベルAPI、柔軟な展開モデルといった、1.0リリースで追加された機能を強調した。
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効率性と効果性 - アジャイルは争いであってはならない
自分の提唱する"アジャイル"が、組織やマネージャの望む"アジャイル"とはまったく違う、と感じたことはないだろうか?もしそうなら、立ち止まって再評価をする必要がある — Agile Business Day 2019で行った講演の中で、Tony O'Halloran氏はこう主張した。基本的な目標にミスマッチがあると、チェンジエージェント(change agent)たちの間にストレスと不安が生じ、あなたはプロフェッショナルとして、孤立した立場にひとり置かれることになるのだ。
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"Most Impactful Contribution"受賞ソフトウェアのImmerがバージョン4をリリース
Alec Larson氏は数日前、JavaScriptライブラリImmerの4回目となるメジャーイテレーションをリリースした。今回のリリースでは、重要なエッジケースに対する修正が行われている。Immerは、コピーオンライト機構を実装することによって、不変な状態を変更可能であるように操作可能にするJavaScriptパッケージである。Immerは先頃、今年の"Breakthrough of the year React open source award"を受賞している。
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pacheCon 2019基調講演 - Google CloudによるKubernetesを使用したビッグデータ処理の拡張
ApacheCon North AmericaでChristopher Crosbie氏が、"Yet Another Resource Negotiator for Big Data? How Google Cloud is Enhancing Data Lake Processing with Kubernetes"と題した基調講演を行った。講演の中で氏が強調したのは、Kubernetesクラスタ内でApacheソフトウェアを動作させるためのコントロールプレーンを提供する、オープンソースのKubernetesオペレータを開発することによって、Apacheのビッグデータソフトウェアを"クラウドネイティブ"にするという、Googleの取り組みについてだった。
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VRとARを疼痛管理に利用する
没入型技術(Immersive technologies)は過去30年間、痛み、PTSD、恐怖症、不安、幻肢症候群の治療に使用されてきた。人間の脳はテキストの60,000倍の速度で画像を処理し、脳に送信される情報の90%は視覚的なものだ。我々は本質的に視覚的であるので、VRやARを痛みへの対処に使用することができる。
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Faceook、Relayのバージョン7をリリース
GraphQLを用いたデータ駆動のReactアプリケーションを構築するためのJavaScriptフレームワーク、Relayのバージョン7がリリースされた。今回のリリースには、エラー処理とRelay Hooksの改善が含まれている。
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ワークライフバランスの考え方を変える
"ワークライフバランス"ということばは時代遅れだ。仕事と生活を結び付けているものが、これまでと常に同じであるとは限らない — Jennifer Cox氏の"Women in Tech Dublin 2019"での発言だ。多くの場合、それらは時に重複し、時に衝突することで、分離することを心理的に難しくしている。"バランスを取ることよりも、統合し、整合する方向に向かって、考え方をもっとシフトしなければなりません"、というのが氏の主張だ。
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Microsoft Web Template Studio - Webアプリ開発を簡単にするVisual Studio Code拡張機能
Microsoftは先月、Webアプリケーションの新規開発の簡略化を目的とした、Visual Studio Codeのクロスプラットフォーム拡張機能であるWeb Template Studioの新バージョンを発表した。この拡張機能は"ウィザード"を使用して、開発者によるフルスタックWebアプリケーションの定型コードの作成を支援し、既存のフロントエンドとバックエンドフレームワークをサポートする。
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ApacheCon 2019基調講演 - James Gosling氏のオープンソースへの旅
先日ラスベガスで開催されたApacheCon North America 2019で、James Gosling氏が基調講演を行い、オープンソースに関する自身の体験について語った。講演のポイントは、オープンソースではプログラマがソースコードを読んで学習できること、開発者は乱用を防止するために知的財産権に注意する必要があること、プロジェクトは独り立ちが可能であること、の3点だ。
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Open Core Summitを開催する理由 - 発起人のJoseph Jacks氏に聞く
あるソフトウェアがクラウドベースで広く採用されるようになったことがきっかけで、いくつかのオープンソースプロジェクトが、最近になってライセンスの変更を行っている。例えば、Confluentは昨年末、データ転送機能を提供するストリーミングプラットフォームであるConfluent Platfornのコンポーネントの一部と、システムとデータソースを接続するツールのライセンスを変更すると発表した。SaaSプロバイダによる、これらコンポーネントの使用を制限するためだ。