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Red Hat Enterprise Linuxがクラウド導入の価格モデルを変更
Red Hatはこのほど、AWS、Azure、Google Cloudを含む主要なクラウドプロバイダーにおけるRed Hat Enterprise Linux(RHEL)のデプロイメントについて、vCPU数に連動した価格改定を発表した。この価格改定は4月1日から適用され、一部のユーザーから懸念の声が上がっている。
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Bun、JavaScriptとTypeScriptによるクロスプラットフォーム・シェルスクリプティングを発表
BunのCEO兼創設者であるJarred Sumner氏は最近、JavaScriptとTypeScriptの開発者にクロスプラットフォームのシェルを提供するBun Shellのリリースを発表した。このリリースは、JavaScriptおよびTypeScriptでのシェルスクリプトの実行を簡素化することを目的としており、glob、環境変数、リダイレクト、パイピングなどの機能を提供するbashライクな環境を提供する。このリリースはアルファ版であり、将来的に変更される可能性がある。
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Google、2億パラメータのAI予測モデル"TimesFM"を発表
GoogleResearchは、時系列予測を目的とした200MパラメータのTransformerベースの基礎モデルである、TimesFMを発表した。TimesFMは約100Bのデータポイントで学習され、教師あり学習モデルと同等以上のゼロショット予測性能を持つ。
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Booking.comがDORAメトリックスとマイクロ・フロントエンドを使用して配信パフォーマンスを倍増させる
Booking.comのフィンテック事業部のチームは、プラットフォームのバックエンドとフロントエンドにわたって一連の改善を実施し、DORAメトリクスで測定されるデリバリー・パフォーマンスを2倍にできた。さらに、マイクロフロントエンド(MFE)パターンを使用して、モノリシックなFEアプリケーションを複数の分解アプリに分割し、別々にデプロイできるようにした。
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Apple、iMessage通信用のポスト量子暗号"PQ3"を発表
Appleは、iMessage通信の安全性を確保するために使用される新しい量子耐性暗号化プロトコルである"PQ3"を発表した。
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Atomコードエディターの開発者たちが、Rustベースの高性能エディター「Zed」をオープンソース化
Nathan Sobo氏は最近、パフォーマンスに重点を置き、AI機能を統合し、ソフトウェアチームのコラボレーションをサポートするコードエディターZedをオープンソース化した。パフォーマンスに関しては、ZedはRustコードベース、マルチコアおよびGPUに最適化されたコード、カスタムRust GUIフレームワークを活用している。コラボレーションに関しては、ZedはCRDTとチームチャンネルに依存している。AIによるコード生成では、ZedはGitHub CopilotとGPT-4をサポートしている。Zedは現在Macのみである。
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DoorDash社、サービスメッシュとセルベースのアーキテクチャによりデータ転送コストを大幅に削減
最近の動きとして、DoorDash社はクラウドインフラのコストを大幅に最適化した。同社は、マイクロサービス・アーキテクチャに移行する際、AZをまたぐデータ転送コストの増加に直面した。このコストを大幅に削減するため、DoorDash社はEnvoyベースのサービスメッシュに、セルベースアーキテクチャの利点を生かしたゾーン・アウェア・ルーティングを導入した。
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Cloudflareが2023年感謝祭のインシデントと対応策を振り返る
2023年の感謝祭の日、Cloudflareは自社でホスティングしているAtlassianサーバー上で脅威アクター(Threat Actor)を検知した。同社のセキュリティチームは対応のため、アクセス削除と、調査を開始した。CrowdStrikeのフォレンジック※チームが独立した分析に招聘され、その分析は2024年2月初旬に完了した。その結果、アクセス制御、ファイアウォールルール、ゼロトラストツールなどのセキュリティ対策により、Cloudflareの顧客データやシステムに不正アクセスは無かったと判明した。
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NVIDIA、エッジでAIアプリを実行するMetropolis Microservices for Jetsonを発表
NVIDIAは、Nvidia Metropolis MicroservicesクラウドベースのAIソリューションを拡張し、NVIDIA Jetson組み込みプラットフォームで実行できるようにした。
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AWSの ゾーンオートシフト:インフラの信頼性の最適化
Amazon Route 53 Application Recovery Controllerの新機能であるゾーンオートシフトは、クラウド・プロバイダーによって潜在的な障害が特定されると、アベイラビリティ・ゾーン(AZ)からトラフィックを自動的にシフトである。AZの障害が解決されると、サービスはトラフィックをリダイレクトして戻す。
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2024年FinOpsの現状:無駄の削減とAIの導入
FinOps Foundationは先日、エンジニアリング・チームを強化するために支出のオブザーバビリティを活用する企業を代表して2024年のFinOpsの現状調査レポートを発表した。レポートでは「マクロ経済の動向」を反映していると説明されているが、回答者は無駄とコストの削減を最優先事項としている。また、「エンジニアの行動力を高める」という項目は、今回の調査で初めて最優先のトップから転落した。また、AIプロジェクトの財務的な可視性を確保するためのガードレール作成に関するガイダンスを提供し、持続可能性イニシアティブにおけるFinOpsデータの価値を強調している。
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"AWS Glue"のAmazon Qデータ統合で、AWS上のデータ変換を簡素化
先日、AWSはAWS Glueの新機能のプレビューを発表した。これにより、顧客はデータ統合ジョブのオーサリングやトラブルシューティングに自然言語を使用できるようになる。AWS GlueのAmazon Qデータ統合では、開発者はデータ統合ワークロードの説明を提供することができ、サービスはETLスクリプトを生成する。
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主要ブラウザベンダー、互換性問題を解決するプロジェクト"Interop 2024"を発表
ブラウザメーカーのApple、Google、Microsoft、Mozillaは、コンサルティング会社のBocoupとIgaliaとともに、ウェブブラウザの相互運用性を促進するプロジェクト、Interop 2024をこの頃発表した。Interop 2024には、レ��アウト、スタイリング、ユーザー・インタラクションなど17の重点分野が含まれている。
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Sudo for Windows - Windows 11でコマンド実行を昇格
Microsoftは、Sudo for Windowsが最新のWindows 11 Insider Preview Build 26052で利用可能になると発表 した。このツールは、ユーザーが昇格していないコンソール・セッションから直接昇格コマンドを実行する方法を変える。Sudo for Windowsは直感的で使い慣れたソリューションを提供し、新しい昇格コンソールを開く必要性をなくし、ユーザー体験を向上させる。
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AIとFinOpsが、2024年のオブザーバビリティ革新を牽引すると予測
最近発表された記事の中で、3つの大手オブザーバビリティ(可観測性)企業が、2024年以降にオブザーバビリティ分野で見られるであろうトレンドについて予測を行っている。これらの寄稿は、AIインテグレーション、FinOps、OpenTelemetry、セキュリティとガバナンスの分野が、これからの1年でオブザーバビリティに大きな影響を与えることを提案している。