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アーキテクチャは知識フローを設計する - Explore DDDのDiana Montalion氏
コロラド州デンバーで開催されたExplore DDDカンファレンスにて、Diana Montalion氏は、ソフトウェアアーキテクチャとはナレッジフローを設計することであり、ソフトウェアチームが自分たちが構築しているシステムについてより深く学ぶことを目的としていると述べた。ナレッジフローは、ナレッジストック(既に知られている情報)にフォーカスする一般的なものとは対照的である。彼女は、効果的なアーキテクトを知識の普及を支援する役割を果たすと考えている。
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HashiCorp、AI統合に向けてTerraform MCP Serverをリリース
HashiCorpはTerraform MCP Server、大規模言語モデルがインフラストラクチャをコードとして扱う際の相互作用を改善するために設計されたModel Context Protocolのオープンソース実装をリリースした。リアルタイムTerraform Registryデータ-モジュールのメタデータ、プロバイダのスキーマ、リソースの定義など-を構造化された形式で公開することで、AIシステムは現在の検証済みの構成パターンに基づいて提案できるようになる。
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オープンソースプロジェクトは財団を脱退できるのか?NATS論争の展開
先月、SynadiaはNATSをCloud Native Computing Foundation(CNCF)から引き上げ、Apache 2.0ライセンスから非オープンソースライセンスに移行することを示唆した。この論争は数日間しか続かなかったが、SynadiaとCNCF双方がプロジェクトがオープンソースエコシステムに残すことに合意したものの、この論争は多くの人々にオープンソースプロジェクトの長期的な利用可能性とサポートについての懸念を残した。
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Mistral AI社、ソフトウェアエンジニア向けのオープンソースLLM「Devstral」をリリース
先日、Mistral AI社が、新しいオープンソースのLLM「Devstral」のリリースを発表した。Devstralは、同社とAll Hands AI社の共同開発モデルである。ソフトウェアエンジニアリングにおけるワークフローの自動化を主な用途としており、なかでも、推論に複数のファイルやコンポーネントの横断が必要となる複雑な開発環境でのワークフロー改善に特化している。また、コーディングエージェントフレームワークを活用しており、リポジトリ全体における現実世界のプログラミング課題に取り組むことが可能だ。こうした汎用性により、コード補完機能や関数生成機能などの個別タスクに最適化された他のモデルとの差別化が図られている。
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Amazon API Gateway、ヘッダーとパスに基づく動的ルーティングを追加
AWSは Amazon API Gatewayに、カスタムドメイン名用動的ルーティングルールを搭載した新機能を導入した-ユーザーがHTTPヘッダーの値に基づいて、独立して、またはURLパスと組み合わせてAPIリクエストをルーティングできるようにする。
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Dev Proxy v0.28は、LLMの使用状況とコスト分析のためのテレメトリを導入
.NETチームは、Dev Proxyのバージョン0.28をリリースし、可観測性、プラグインの拡張性、AIモデルとの統合を強化する新機能を導入した。今回のリリースの中心的な機能はOpenAITelemetryPluginであり、これにより開発者はOpenAIおよびAzure OpenAIの言語モデルリクエストの使用状況と推定コストをアプリケーション内で追跡できるようになった。
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Storybook、テストサポート強化版Storybook v9をリリース
UI開発のためのフロントエンドワークショップ、Storybookはバージョン9を正式にリリース、Vitestとのコラボレーションを通じたテストの改善、パフォーマンス最適化と開発者エクスペリエンスの包括的向上のためのよりフラットな依存構造などのコアアップグレードが導入された。
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マイクロソフト、DocumentDB VS Code拡張機能とローカルエミュレーターで開発者エクスペリエンスを強化
マイクロソフトは最近、Visual Studio Code向けのオープンソースDocumentDB拡張機能、DocumentDB Local、軽量なローカルエミュレーターをリリースした。Azure Cosmos DBのMongoDB APIおよび標準のMongoDBインスタンスと共に使用するよう設計されたこのツールセットは、開発者がVS Code内から直接ドキュメントデータベースを管理、クエリ、編集できるようにし、外部ツールやクラウドリソースの必要性を消し去る。
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AWS Shield Network Security Director:ネットワークトポロジーの可視化と改善ガイダンス
AWS Shieldは分散サービス拒否(DDoS)保護で知られているが、新機能のプレビュー:AWS Shield Network Security Director、Shield の役割をDDoS緩和だけに留めず、ネットワーク構成の包括的な可視化を提供し、セキュリティ問題を特定、AWSリソースに対する実用的な改善提案を提供する機能を導入した。
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Azure AI Foundry Agent Service、プレビューでModel Context Protocolサポートを獲得
マイクロソフトは最近、Azure AI Foundry Agent ServiceにおけるModel Context Protocol (MCP)サポートのプレビューリリースを発表した。5月に一般公開されたこのサービスは人工知能(AI)エージェントの相互運用性を大幅に向上させることを目指している。
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OpenAI社、信頼性重視の新モデル『o3-pro』を発表――ユーザーフィードバックは賛否で二極化
OpenAI社が、複雑なタスクでの信頼性や応答の分析力に注力した同社最先端モデルの新バージョンo3-proをリリースした。現時点では、ChatGPTのPro・Teamユーザーに公開されているほか、API経由でも利用が可能である。本モデルが従来の「o1-pro」モデルに置き換わる形でリリース中だ。
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PerplexityがLabsを発表、プロジェクトベースAIワークフローを支援
PerplexityはLabs、従来の質問応答を超えるもっと複雑なタスクをサポートするために設計されたProサブスクライバー向けの新機能をリリースした。このアップデートは検索ベースのインタラクションから、構造化された生成AI駆動のマルチステップワークフローへのシフトを示している。
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CVEに別れを告げる?欧州脆弱性データベースEUVDが稼働開始
欧州連合サイバーセキュリティ機関(ENISA)は、欧州脆弱性データベース(EUVD)のベータ版を最近公開した。この新しい公共プラットフォームは、広く利用されている共通脆弱性識別子(CVE)システムと並行して運用されるが、独立して機能する。EUVDは、EU内での脆弱性対応における連携と透明性の向上を目的としている。
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Have I Been Pwned 2.0 データ漏洩監視のための新ツールを追加
セキュリティ研究者のTroy Hunt氏が設立した人気のデータ漏洩通知サービスHave I Been Pwned社(HIBP)が漏洩情報の可視性向上と将来の機能拡張を目的とした大規模なフロントエンドの再設計を発表した。InfoQ社とのインタビューで、Hunt氏は自動化、ファミリーアカウントの登録、そして企業向けワークフローの改善を次の具体的なステップとして挙げる一方、業界全体でより強力な漏洩情報開示の規範を求めた。
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AWSがECS・EKS・サーバーレス向けのオープンソースMCPサーバーを発表
AWS社は、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)、Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)、およびAWS Serverless向けのオープンソースModel Context Protocol (MCP)サーバーセットをGitHub上で公開した。これらのサーバーは、Amazon Q DeveloperのようなAI開発アシスタントの能力を強化し、これらのAWSサービスに特化したリアルタイムのコンテキスト情報を提供するものだ。