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QCon New York 2023 2日目のまとめ
2023年6月14日、ニューヨークのブルックリンにあるNew York Marriott at the Brooklyn Bridgeで、第9回QCon New Yorkカンファレンスの二日目が開催された。3日間あるこのイベントは、エンタープライズ開発コミュニティにおける偏りのないコンテンツと情報に焦点を当てたソフトウェアメディア会社であり、InfoQとQConの運営元であるC4Mediaが主催している。Alicia Dwyer Ciancioloによる基調講演と、以下4つのテーマからのプレゼンテーションが行われた。
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Microsoft Build 2023: ChatGPT OpenAI、Microsoft FabricなどのBing AIやCopilotプラグインを紹介
先週(訳注:オリジナル記事の公開は2023年6月2日)、Microsoft Buildの別版が開催された。今年は人工知能に焦点を当てたイベントで、Windows 11とEdgeに追加となる新たなCopilotエクスペリエンスとともに、新しいBing AIとChatGPT OpenAIのCopilotプラグインが発表された。また、主な発表として、分析プラットフォーム「Microsoft Fabric」、開発環境向けの「Microsoft Dev Box」の導入、「Microsoft Azure」内のアップグレードなどがあった。
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AmazonがCloudWatch LogsにLive Tailを導入し、ログのリアルタイムな探索を実現
Amazonは、ほぼリアルタイムでログを分析するオプション、CloudWatch Logs Live Tailを発表した。現在AWSコンソールでのみ利用可能なこのインタラクティブなログ分析機能は、開発者がアプリケーションの異常を検出してデバッグするのに役立つ。
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パフォーマンス向上、コスト最適化するAzure Cosmos DBの新機能
マイクロソフト社がコスト効率を高め、パフォーマンスを向上、順応性を高めたAzure Cosmos DBの新機能を発表した。新しく発表された機能はバースト容量 、階層パーティション・キー、1TBのサーバーレス・コンテナ・ストレージ、プライオリティ・ベースの実行である。
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AWSがAWS SAM CLIにリモート呼び出し機能を導入、Lambda関数のシームレスなテストが可能に
AWSは先日、AWS Serverless Application Model (SAM) Command Line Interface (CLI) for AWS Lambdaのリモート呼び出し機能を発表した。これにより、開発者は AWS クラウドにデプロイされた AWS Lambda 関数を迅速に呼び出すことができる。
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EC2 Instance Connect Endpointがパブリックネットワークとプライベートネットワーク間の安全な接続を実現
AWSはユーザーがインターネットからインスタンスやその他のAmazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)リソースに安全に接続できる新機能「Amazon EC2 Instance Connect(EIC)Endpoint」を発表した。
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JDK 21の構造化並行処理:並行プログラミングの飛躍的な進歩
JEP 453「構造化同時実行(プレビュー)」は、JDK 21のTargetedステータスから統合された。以前はインキュベートAPIであったが、この最初のプレビューでは、過去2回のインキュベートからのフィードバックに対応した機能強化が盛り込まれている。JEP 428「構造化同時実行(インキュベーター」(JDK 19で提供)、JEP 437「構造化同時実行(セカンドインキュベーター)」(JDK 20で提供)。現在の提案における唯一の重要な変更は、StructuredTaskScope::fork(...)メソッドがFutureではなくSubtaskを返すということである。これはプレビュー機能である。
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一元化されたAPIディスカバリーとガバナンスを実現するAzure API Centerのプレビュー版
最近の年次Buildカンファレンスで、マイクロソフトはマイクロソフトAzure API Centerのプレビューを紹介した。これは新しい Azure サービスであり、検出、再利用、ガバナンスのために一元的な場所で API を追跡できるようにするAzure API Management プラットフォームの一部である。
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WCF/CoreWCFを呼び出すためのSystem.ServiceModel 6.0の導入について
System.ServiceModel 6.0のリリースでは、WCF/CoreWCFの関数を呼び出すためのクライアントサポートが提供される。これらのNuGetパッケージはWCFクライアントとして総称され、.NETプラットフォーム・アプリケーションがWCFまたはCoreWCFサービスとシームレスに対話できる。.NET Core 3.1プラットフォームとそれ以降のバージョンには、組み込みのWCFサーバーサポートが含まれていないが、ASP.NET Coreに基づく別のコミュニティプロジェクトであるCoreWCFは、WCF準拠のサーバー実装を提供することでこのギャップを埋めている。
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Javaの文字列テンプレートでコードを簡素化し、セキュリティを向上させる
JEP 430「文字列テンプレート(プレビュー)」は、Javaプログラミング言語の強化を提案する機能JEPタイプで、文字列リテラルに似ているが、実行時に文字列テンプレートに組み込まれる埋め込み式が含まれており、JDK 21の提案から目標に格上げされた。
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決済処理アプリケーションのための新サービス、AWS Payment Cryptography
先日開催されたre:Inforceカンファレンスで、AWSは決済暗号処理を管理する新サービスPayment Cryptographyを発表した。この新しい柔軟なオプションは、決済処理アプリケーションの鍵管理を簡素化し、顧客がPCIセキュリティ要件を満たすのを支援する。
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.NET 8 Preview 5のASP.NET Core: 改善されたデバッグ、Blazorのアップデート、SignalRの再接続
最新のリリースである.NET 8 Preview 5は、ASP.NET Coreに重要な追加機能をもたらす。ASP.NET Coreのデバッグ エクスペリエンスの向上、サーバーとミドルウェアに関する変更、Blazorの新機能の導入と改善、APIオーサリング機能の強化、SignalRのシームレスな再接続機能、認証と承認の改善と変更などが注目すべき強化点である。
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Amazon SQSがデッドレターキューからのメッセージの再処理をサポート
AWSは最近、AWS SDKまたはコマンドラインインターフェイスを使用したSQSのデッドレターキューのリドライブのサポートを発表した。この新しい機能により、開発者は既存のデッドレターキューから処理されていないメッセージを元のキューに戻すことができる。
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関数型プログラミングによるレイトアーキテクチャ
ソフトウェアアーキテクチャの多くのアプローチはアーキテクチャを最初に計画することを前提としている。残念ながら、この方法で計画されたアーキテクチャは、後で変更することが難しい。関数型プログラミングは、事前の計画を最小限にとどめ、アーキテクチャの決定を後から変更できる程度の疎結合を実現するのに役立つ。
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Discord、CassandraからScyllaDBへ何兆ものメッセージを移行
Discordは、何兆ものメッセージレコードを Apache Cassandraから ScyllaDBに移行。最大のクラスタのサイズをのCassandraノードの177からScyllaDBノードの72まで縮小し、読み取りと書き込みのテールレイテンシを削減した。この移行により、データベースの安定性とパフォーマンスが向上したため、新しい製品のユースケースが生まれた。