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無料で使えるWindows Azure Webサイトの新モードを試す

| 作者 照山 聖岳 - (株)ネクストスケープ  人のフォロワー 投稿日 2012年9月27日. 推定読書時間: 1 分 |

2012年9月17日に発表されたWindows Azure Webサイトのアップデートでは、いくつかの新しい機能が追加された。本稿では、”Freeモード”と呼ばれる無償で利用できるモードの特徴と制限を確認し、Webサイトを実際に展開するところまで紹介する。

Windows Azure Webサイトの無償版

Windows Azure Webサイトは、Windows Azure上でWebサイトをホスティングすることに限定したサービスである。従来からあるWebロールとは異なり、ユーザーがインスタンスの起動や管理を行う必要はなく、Webアプリケーションを配置するだけでよい。
本機能には、以前より”共有(Shared)モード”と”予約(Reserved)モード”があったが、これに”無償(Free)モード”が新たに加わった。”無償(Free)モード”では、Webサイトで利用できるリソースに上限はあるが、課金を気にすることなく利用できるようになっている。

各モードの特徴と制限について

以下の表に、”Freeモード”、”Sharedモード”、”Reservedモード”の特徴と制限をまとめた。なお、Windows Azure Webサイトは、現在はプレビュー期間中のため、制限や価格は今後、変更される可能性がある。
 

比較項目 無償(Free) 共有(Shared) 予約(Reserved)
ホスティング環境 共有
マルチテナント型
共有
マルチテナント型
インスタンス占有
カスタムドメイン 利用不可 利用可 利用可
サイト数 最大10サイト 最大100サイト 最大100サイト
ストレージ 1GB 1GB 10GB
MySQL DB 20MB 20MB< 20MB
データ転送(受信) 無制限 無制限 無制限
データ転送(送信) 上限165MB/日 5GB/月まで無償
以降は従量課金
5GB/月まで無償
以降は従量課金
CPU時間 上限60分/日
2.5分/5分
上限240分/日
2.5分/5分
占有のため制限なし
インスタンス数 最大3インスタンス 最大3インスタンス 最大3インスタンス
インスタンスサイズ 選択不可 選択不可 S, M, Lから選択
費用 無償 1.14円/時間
※プレビュー期間中
7.00円/時間
※プレビュー期間中

※参考:Pricing Details
http://www.windowsazure.com/en-us/pricing/details/

“Sharedモード”は、サイト数の上限が増加し、通信量の上限もなくなっているが、無償期間はなく課金が行われる点が以前とは異なる。代わりに、”Freeモード”では、上限はあるが完全に無償で利用できるのが特徴となっている。

”Freeモード”のWebサイトを作成

Windows Azure Webサイ トにPHPで開発されているオープンソースCMSであるWordPressを展開するところを一例として紹介する。わずかなステップでWebサイトが展開できることを確認してほしい。

Windows Azure管理ポータル
にアクセスし、左下の[New]ボタンからメニューを開く。

 
図1:Windows Azure管理ポータルから新規作成メニューを開く

表示されたメニューから[Compute] – [Web Site]を選択する。 


図2:Webサイトの新規作成

Webサイトは現時点では、Previewの機能であるため、事前に利用したいPreviewに申し込みを行う必要がある。プレビュー機能のページから[Web Sites]の[try it now]ボタンをクリックし、画面に従って申し込みを行うと上記の画面から[Web Site]が選択可能となる。

[Web Site]を選択すると次のメニューが表示されるので、[From Gallery]を選択する。 


図3:ギャラリーからWebサイトを作成

ギャラリー画面では、Windows Azure Webサイト上ですぐに展開可能なオープンソースのWebアプリケーションを選択することができる。ここでは、[WordPress]を選択し、次へ進む。 

図4:ギャラリーからWordPressを選択

WebサイトのURLを入力し、次へ進む。 

図5:WebサイトのURLを設定

WordPressではMySQLを使用するため、MySQL Databaseの名前を確認し、[I agree to ClearDB’s …]にチェックを入れ、完了をクリックする。 

図6:ClearDBが提供するMySQL Databaseを構成

Webサイトの一覧画面に戻り、新規サイトの生成と展開までが数十秒で完了する。


図7:Webサイトのステータスを確認

Webサイトのステータスが[Running]と表示されれば、そのWebサイトは正常に稼働している。

Webサイトのモードの確認

Windows Azure Webサイトでの新規サイトの立ち上げまでを見てきたが、Webサイトのモードを意識する手順は特になかった。もう一度、Windows Azure Webサイトの一覧画面を確認してみよう。


図8:Webサイトのモードを確認

[Mode]を確認すると”Free”と表示されていることが分かる。
つまり、作成したWebサイトはデフォルトでは”無償モード”になるということだ。

WordPressサイトの確認

最後に、WordPressの初期画面が表示されるところまで見ていきたい。先の画面からWebサイト名をクリックするとWebサイトの管理画面が表示される。 


図9:サイトURLおよびFTP接続先の確認

[Site URL]がリンクになっているので、ここから作成したWebサイトにアクセスできる。Webサイトのドメイン名は、「[Webサイト名].azurewebsites.net」という形式になる。

ちなみに、FTPでアクセスする場合は、事前に[Reset deployment credentials]からユーザー名とパスワードを設定しておくことで、FTPで接続することができる。

WebサイトのURLにアクセスするとWordPressの初期設定画面が表示されるので、必要事項を入力し、[Install WordPress]をクリックする。 

図10:WordPressの初期設定

WordPressの初期設定が完了すると、設定したユーザー名とパスワードでログインできるようになる。 


図11:WordPressのホームページ

今回は、Windows Azure Webサイトの”無償モード”について紹介し、実際にWebサイトを立ち上げるところまでを確認した。次回は、”無償モード”について、もう少し掘り下げてみていきたい。

参考

Announcing: Great Improvements to Windows Azure Web Sites
http://weblogs.asp.net/scottgu/archive/2012/09/17/announcing-great-improvements-to-windows-azure-web-sites.aspx

Pricing Details
http://www.windowsazure.com/en-us/pricing/details/

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