- デプロイメントツールキットでエンドユーザがどのバージョンのJREを使用しているか推測可能。またそれはJavaの検索とインストールを実行するための簡易なインターフェースを伴った、Javaベースのウェブアプレット、アプリケーションを提供する。
- Kernelインストールモードを用いて、初めてのJavaユーザー達はJREが完全にダウンロードするのを待たずにアプレットとWeb Startを作動することができる。デフォルトのKernelインストールが存在しているJavaアプレットで作動する一方、残りのJREがエンドユー ザのシステムに全てインストールされる前に、アプリケーション開発者達はkernelと一緒にインストールされるライブラリを選択することができる。
- 現在Java SEのユーザー達にとっては、より速く信頼性のあるアップデートプロセスで変換するpatch-in-placeメカニズムと共に、JREアップデートメカ ニズムが向上したのがメリットである。(patch in placeメカニズムは今回のアップデートリリースでアップグレードする、もしくは以前のものから新しいものにアップグレードするエンドユーザ達にのみ 適用される)このリリースのもう一つの利点はfollow-onアップデートリリースがWindows"Add or Remove Programs"ダイアログの中で別々のアイテムとしてリストされていない事である。
- 新たなJavaアップデートダウンロードエンジンは、JREダウンロードの一時停止と再生を可能にし、また、より信頼性のあるダウンロードメカニズムを提供している。
- Quick Starter機能は、JREのコールドスタートアップタイムの平均を大幅に低下させ、JREの一部分をメモリに先読みさせる。(PCを再起動して一番最初にJavaアプリケーションを始めるの時の時間)
- ハードウェアアクセラレーションのサポート。Java SE 6 Update Nで、透明性、グラデーション、自由な変換と、他より進化した2D作動に依存するSwingアプリケーションの向上したレンダリングに変換する、Microsoft Direct 3D 9 APIに基づいたハードウェアアクセラレーション型グラフィックパイプラインを導入している。
- 新たなクロスプラットフォームSwing look&feel、コードネームNimbusは'Metal'と'Ocean'上で良質なアップデートをもたらす。
SunのJasper Potts氏(ブログ・英語)は、新たなNimbus look and feelに関して下記のようにコメントしている。
それは新たなNimbus look and feelと同様の機能を備えているといえる。Java SE 6 Update N Early Access Programからそれをダウンロードすることができる。しかしそれは100%完成しているわけではなく、まだ現在取り掛かっている部分もある。その部分は次回のEAリリースかベータバージョンの初めのリリースにて完了する予定だ。その中でもいくつかはここ二週間で調整済みで、現在はカラーテーマを。Nimbusの全てのカラーはSaturationとBrightnessのオフセットであるHueを伴うUIDefaultカラーから派生して いる。これでNimbus Look and Feelのカラーを効率的にコントロールできるようになる。
InfoQでは今年上旬にConsumer JRE(記事・英語)とNimbus(記事)に関する情報も記載しているので参照してほしい。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/10/consumer-jre-preview