BT

Qcon SF: Kent Beckの基調講演でQCon San Francisco開幕

| 作者: 長尾 達也 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2007年11月7日. 推定読書時間: 2 分 |
現地時間の11月6日に「QCon San Francisco」が開幕した。第1回は今年の3月、英国ロンドンで行われたので、今回が第2回目のQConである。会場はサンフランシスコのダウンタウンのホテル、「The Westin Market Street」である。

会場がホテルということもあり、コンベンション・センターなどで行われるベンダー系カンファレンスと違い、とてものんびりした幕開けだ。セッションを待つ会場もとても落ち着いた雰囲気だし、スポンサーのプロモーション・ビデオが流れていることも無い。いたって「普通」の雰囲気に包まれている。



昨日、Floyd Marinescu氏に聞いたところによると、参加者は約400名。入場を待つ列などもまったく無く、しかし開始予定の9時になるといつの間にか席が埋まっていた、というのが実際の感想である。
オープニングもFloydが「QConにようこそ」と唐突に喋りだし、QConの説明からカンファレンスが始まった。第1回目のロンドンの話をし、会場に「QConは初めての人は?」と問いかけると、6割以上が初参加者で占められていた。




本日の基調講演はアジャイル、XPで著名なKent Beck氏が「Trends in Agile Development」と題し、約50分の講演を行った。
ビジネスのトレンドが責任、信頼性、透明性、リレーションシップが重要視されていく流れの一方で、システム開発は「本当に役立つソフトウェア」を「信頼性を確保し」「約束した通りのもの」を「適正な価格で」提供するという方向に進んできた。この他にも社会的な発展、ビジネス機会を掴むためのトレンドについて説明し、一体感、信頼感、変化に対する低コスト、投資対効果の向上などを挙げてアジャイル開発の優位性を語った。



アジャイル開発に必要なスキルを、社会的スキル(リスニング、チームワークなど)、テクニカル・スキル(インクリメンタル・デザイン、自動テストなど)の両面から述べ、次にどうすればチームを良くすることが出来るか参加者への提案があり、講演後も活発な質疑応答が行われた。
分散開発でのチームワークのとり方についての質問に対して、Kent氏は、「やはりFace to Face は重要なので、プロジェクトの開始には一堂に会してリレーションの構築を図る。あとはSkypeでやっているよ。いずれにしろ信頼関係は重要だね。」と説明した。
「スキルセットを揃えるためにはメンバーを教育した方がいいのか雇ってきた方がいいのか」というような生々しい質問もあった。「やはりチームメンバーを育てるのは重要な仕事。僕たちもアジャイルを始めたいという人を大勢教育してきたからね。」というのがKentの回答だった。ごもっとも。

まずはこんな感じでカンファレンスはスタートした。新しいことが始まるというのは、こんな感じなのだろうか?と期待を大きく抱かせるカンファレンスである。今後の動向が楽しみである。

最後になるが今回のQCon San Francisco、日本からの参加は3名(内1名は米国駐在の方)だった。次回ロンドン(2008年3月)ではもっと多くの日本の方とお会いしたい。

この記事に星をつける

おすすめ度
スタイル

こんにちは

コメントするには InfoQアカウントの登録 または が必要です。InfoQ に登録するとさまざまなことができます。

アカウント登録をしてInfoQをお楽しみください。

あなたの意見をお聞かせください。

HTML: a,b,br,blockquote,i,li,pre,u,ul,p

このスレッドのメッセージについてEmailでリプライする
コミュニティコメント

HTML: a,b,br,blockquote,i,li,pre,u,ul,p

このスレッドのメッセージについてEmailでリプライする

HTML: a,b,br,blockquote,i,li,pre,u,ul,p

このスレッドのメッセージについてEmailでリプライする

ディスカッション

InfoQにログインし新機能を利用する


パスワードを忘れた方はこちらへ

Follow

お気に入りのトピックや著者をフォローする

業界やサイト内で一番重要な見出しを閲覧する

Like

より多いシグナル、より少ないノイズ

お気に入りのトピックと著者を選択して自分のフィードを作る

Notifications

最新情報をすぐ手に入れるようにしよう

通知設定をして、お気に入りコンテンツを見逃さないようにしよう!

BT