RELAX-NG(「リラクシング」と発音する)は一般的に知られているDTDやXSDよりも単純でエレガントな特徴をもったもう1つのXMLスキーマ定義言語である。特にW3C XML SchemaについてはTim Bray氏らXMLの専門家が次のようにコメントする(source)など、複雑すぎるとの声があがっている。
W3C XML Schemas (XSD)はひどい。読むのも書くのも理解するのも困難だし、相互運用性に問題があるし、XMLでいつもやりたいと思うことを記述できない場合がよくある。
RELAX-NGの長所についてインターネットに散在している情報を把握する助けになるようにと、Griffin Brown氏は最近「W3C XML SchemaではなくRELAX NGでXMLを設計する10の理由(source)」をリストにした。そのリストは以下の内容を含んでいる。
- "優れた仕様は優れた相互運用性を意味する"
- "Compact Syntaxの有用性 (RELAX-NGは<>なしで規約を簡潔に表現するDSL(サイト・英語)をサポートしている)"
- "仕様が安定したISO国際標準規格である"
- "PSVIがない (PSVIは有害であるとみなされている(source))"
- "デフォルト値のメカニズムがない"
- "優れたデータタイプのサポート"
- "より洗練されたモデリング"
- "より洗練された文法の検証"
- "インスタンスの非依存性"
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/10/relaxng