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Kijaroプロジェクト、OpenJDKに言語機能を追加する場を提供

OpenJDKのjavacコンパイラのコピーを利用している、新しいプロジェクトであるKijaro(サイト・英語)は、開発者が自分の望んだ機能をJavaに追加できる土台を作った。類似したプロジェクトであるKSL(サイト・英語)とは異なり、Kijiaroはルールや法的な拘束によって開発者を制限することが少なく、以下のルールがある。

  • ドキュメントの作成。新しい言語機能はそれぞれ、ただのブログでもよいので、何らかの形で関連するドキュメントがなければならない。たくさん書く必要はないが、その機能が必要となった理由の概要と、構文の意味を書かなくてはならない。
  • 下位互換性。SubversionのTRUNKにある全てのJavaコードがコンパイルできなければならない。
  • コメント。それぞれの変更に対して、「FCM-MREF」などのように、あとからわかるようにコメントをつけなければならない。

Kijaroにある各機能はプロジェクト内のそれぞれのブランチとなっており、作業中の機能がきれいに分けられている。KijaroプロジェクトのリードであるStephen Colebourne氏は、先ごろ、すでに行った拡張機能のリストの概略をブログ(source)で述べた。

  • First Class Methods (FCM) - Stephen Colebourne氏とStefan Schulz氏による、メソッドの参照とインナー・メソッド 
  • Properties - Remi Forax氏による、新しいプロパティのキーワード

詳しく知りたい場合や、Kijaroプロジェクトでブランチを作りたい場合はメーリングリスト(source)に問い合わせを


原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/12/kijaro

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