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複数のチーム開発向けアジャイルバージョン管理

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バージョン管理を厳密におこなうことがないので、すべてのチームのアジリティが激しく危険にさらされている。自由にリファクタリングをおこなう能力、安全 に実験する能力、エラーから迅速に回復する能力は、安全網なしで構成されている。多くのアジャイル提議者は、バージョン管理を中心となる実務と位置づけて いる。アジリティのためだけでなく、一般的に専門的なソフトウェア開発のためにもである。新規チームまたはバージョン管理の一貫性のあるアプローチがない チームには、以下を読んでもらいたい。Henrik Kniberg氏による明快な説明は、自身のInfoQミニブック「Scrum and XP from the Trenches」(参考記事・英語)でもお馴染みである。そのブックで使用されているバージョン管理方法の詳細を最新の記事「Version Control for Multiple Agile Teams」(参考記事・英語)の中で紹介している。

Henrik氏が提唱しているメソッドは、完全なパターンとして描写されており、すべてのエレメントが詳細に説明されている。「done」の意味を明確に 理解することに重点が置かれており、これには回帰を含めることを提案している。パターンに含まれるのは以下のとおりである。
  • ブランチオーナー&ポリシー
  • 「done」の概念
  • Doneブランチ
  • 追加のブランチを作成する時期
  • ワークブランチ
  • ワークからトランクへの公開
  • チームが複数のストーリーを並列で実装した場合の対応
  • Doneには、回帰テストが含まれる!
  • 分岐コード(マージ衝突)
  • 複数チーム -他のチームも同様にトランクを公開していた場合の対応
  • リリースブランチ

さらに、Henrik氏はこのモデルに変化を持たせた。 よくある質問とリファレンス一覧を入れた。長く、詳細にわたる記事ではあるが、理解しやすい。
 



上記の図は、その記事に添付されているチートシートからの抜粋である。Henrik氏のアプローチを説明する上で、グラフは重要な役割を果たす。そこで、 その記事のプリント可能なInfoQのバージョン(参考記事・英語)の他に、別にプリント可能なPDFバージョンが提供されている。その他、デベロッパ向けに1ページの要約 がPDF形式(チートシート)で用意されているので、プリントし、万一のための心覚えとしてワークステーションに貼っておくのもよい。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/04/kniberg-agile-version-control

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