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第1回アジャイルコーチキャンプにアジャイルコーチが参加

アジャイルコーチとは、チームや組織全体を助け、アジャイルプラクティスを導入し改善する人である。アジャイルコーチキャンプは(リンク)、今年の春、ミシガン州アナーバーで開催された。このキャンプは、アジャイルコーチ向けの史上初のカンファレンスであった。インド、スウェーデン、ウクライナなど遠い国々から集まった参加者は自己組織化され、オープンスペースカンファレンス(リンク)期間中に60セッション以上が(リンク)開催された。

傾聴や(リンク)フィードバックなどの(リンク)コーチングスキルに取り組むセッションもあった。他のセッションではアジャイルのトピックを検討した。分散チームにアジャイルを適用することや(リンク)、アジャイルへの移行中にプロセスとエンジニアリングのバランスをとることなどである(リンク)。アジャイルの原則とプラクティスを教えるゲームを使ったセッションもあった。

 「何がアジャイルチームを成功(または失敗)させるのか?(リンク)」というセッションで、参加者は、彼ら自身が取り組んだ成功するチームと失敗するチームの間の主な差別化要因の一覧を作成した。その結果として、最大の効果をもたらしたことについてランク付けされた一覧表ができあがった。もっとも重要な項目が「やる気のある人を集める」であることは驚くにあたらないかもしれない。2番目の項目、「慎重に選んだ目的とメトリクスで管理する」はおそらくもっと興味深い。皆で共有した例は、第一のメトリクスとして「1週間毎に完成するストーリー」を選んだ部署のマネージャの話である。彼は、これによって実際の進捗を測ることができた。一方でより小さなサイズのストーリーを作成するようになる副産物があった。

「移行パターン(リンク)」というセッションでは、組織がアジャイル開発に移行するのを助けるコーチのベストプラクティスを検討した。このグループは、プラクティスを教えることが効果的な出発点であると考えた。しかし、移行を完全に成功させるには、人々が基本的な原則を理解するようになることが絶対に必要なのだ。強く提案されたのは、アジャイル移行チームはアジャイルに移行するための「目と耳と筋肉」になることであった。このアイデアにより移行中の参加者はおおざっぱに3つのカテゴリにグループ分けされた。各カテゴリは異なったタイプのコーチングが必要であった。そのカテゴリは、

  • 脅かされている
  • 喜んでやるが助けが必要
  • やる気がある

パワフルクエスチョンについて記事(参考記事)を書いたDeborah Hartmann氏が(リンク)このトピックのセッションの(リンク) 司会をした。このグループは、質問がどれだけパワフルであるか、そしてどれだけ人々の可能性を開いたり閉ざしたりするかという観点からさまざまな質問について検討した。「何を飲みたいですか?」というオープンクエスチョンは、「コーヒーはいかがですか?」というクローズドクエスチョンよりもずっとパワフルであることにこのグループはすぐに同意したのだ。「なぜ...」で始まる質問は批判する調子が含まれていることが多く、人々を守りの姿勢にさせることが分かった。最後にこのグループはコーチングエクササイズを試した。そのエクササイズでは、ひとまとまりの質問が唯一使われるツールであった。

  • あなたが失うものは何ですか?
  • あなたは何を知る必要がありますか?
  • あなたはどのように知りますか?
  • あなたは何を気にしていますか?
  • 他の方法は何ですか?
  • あなたは何が必要ですか?

アジャイルコーチキャンプの参加者は(リンク)、参加料を支払わなくてもよかった。代わりに、各自、以下の質問に答えるポジションペーパーを(リンク)書く必要があった。

  • アジャイルであることに関してチームをコーチするためにあなたが経験したことは何ですか?
  • あなたは、このカンファレンスで学ぶ/調査するために何をするつもりですか?
  • あなたは、どのように貢献するつもりですか?

合計74のポジションペーパーが(リンク)提出された。それらはアジャイルコーチキャンプのwikiページで見ることができる(リンク)

このカンファレンスでは、必要なものとスポンサーを(リンク)直接マッチングすることでお金の扱いを避けることができた。カンファレンスオーガナイザーのDeborah Hartmann氏と(リンク)Naresh Jain氏は(リンク)、支払いが必要であることや提供してほしいことのリストを掲載した(リンク)。そして、スポンサーがサインアップしてこれらのアイテムを提供した。例えば、Ron Jeffries氏と(リンク)Chet Hendrickson氏は(リンク)、会場費を負担した。

カンファレンスwikiには(リンク)、掲載されたセッションの記録や(リンク)フォトギャラリー(リンク)、会議の振り返りの記録が載せられている。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/07/agilecoachcamp

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