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Visual Studio 2008 SDK 1.1が利用可能

MicrosoftはVisual Studio 2008 SDK 1.1(リンク)をリリースした。それは、デベロッパがVS 2008 SP1の拡張機能を作成できるようにするものである。その結果、Visual Studio Shell再配布可能なパッケージはずっと小型になった。

Microsoftでは以下のように説明している。

Visual Studio 2008 Software Development Kit (SDK) 1.1にはツール、ドキュメンテーションが含まれ、またVisual Studio 2008 Service Pack 1向けにデベロッパが拡張機能を設計したり、ビルドしたり、テストしたり、配置したりするためのサンプルも含まれる。またVisual Studio 2008 SDK 1.1を使用して、Visual Studio 2008 Service Pack 1 Shellに基づいたカスタムツール環境を作成することもできる。

Visual Studio Extensibility (VSX) Team(リンク)がSDK 1.1に含まれる機能のいくつかについて説明している。

  • Visual Studio Shell再配布可能なパッケージのサイズの大幅な縮小。再配布可能なVisual Studio Shell IsolatedおよびVisual Studio Shell Integratedは、おそそ150メガバイト小型化された。もはや完全な.NET Framework 3.5ペイロードを装備していない。しかしながら、ブートストラッパーがあり、対象のコンピュータにインストールされていない場合、自動的に.NET Framework 3.5ランタイムをダウンロードする。
  • チェーンインストールの進捗状況のフィードバックサポート。再配布可能なVisual Studio Shell IsolatedおよびVisual Studio Shell Integratedは、インストール進捗状況をチェーニングプロセスに渡すことができる。これによりデベロッパが、設定プログラムの進捗を正確に表示す ることが可能になる。
  • Visual Studio Shell開発は、通常ユーザをサポートする。Visual Studio Shellアプリケーションの開発と配置には、もはやデベロッパがWindows XPコンピュータの管理者である必要がなく、Windows Vistaコンピュータの特権を高める必要もない。
  • DSL プリントプレビュー。DSLデザイナーに印刷が追加される前に、DSLをプレビューする機能。
  • 新しいXMLツリーエディータサンプル。SQLサーバチームは、新たなXMLツリーエディターサンプルを提供している。初期のサンプルは、削除された。
  • 新しいTFSのサンプル。新たに2つのTFSサンプルが追加されている。
    • VSExtensibilitySample。新しいこのTFSサンプルは、Team Explorerのバージョンコントロールと対話するVisual Studioのアドインを作成する例を提供している。そのサンプルは、そうしたアドインの要求への見識を詳細に述べた、ワード文書が付属している。
    • RichClientCustomControl。新しいこのTFSサンプルは、Team Explorerで動作するWork Item Trackingカスタムコントロールを作成する例を提供している。そのサンプルは、カスタムコントロールの要求への見識を詳細に述べたワード文書の他、 Team Server Web Access環境で使用可能なカスタムコントロールの記述方法を説明した個別の文書が付属している。
  • アップデートされたShellドキュメンテーション。Shellに関する文書が追加されている。

VS 2008 SDK 1.1はVS Standard Edition以上およびSP1(リンク)が必要である。SDK 1.1はVS Express Editionsでは動作しない。VS 2008 SDK 1.1について詳しくは、MSDN(リンク)またはVSX開発センター(リンク)を参照のこと。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/08/Visual-Studio-2008-SDK-1.1

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