ここ数カ月、Open Source Gateway Initiative (OSGi)がアプリケーションサーバテクノロジー空間において注目を集めてきている(参考記事)。こんにちの急速なテクノロジー駆動型市場で、新機能やサービスを最 初に提供していることで、差別化を図るために、IBM、BEAやJBossなどの主要なベンダーが汎用ミドルウェア向けのプラットフォームとして、 OSGiに移行した。OSGiはアプリケーションサーバ製品をより、 モジュラーかつ柔軟にする一方、リッチインターネットアプリケーション(RIA)分野 におけるその適応はまだ始まったばかりである。
Solstice(リンク)は、FlexとOSGiを追加設定なしの1つのパッケージに統合した初めてのフレームワークである。
Solsticeは、Adobe Flex、Adobe BlazeDS(リンク)、OSGi、Eclipse Equinox(リンク)、Eclipse Equinox Servlet Bridge、JBoss、Felix(リンク)およびdb4o(リンク)を含むオープンソース製品やテクノロジーの豊富なセットを提供する。
そうすることで、Solsticeは以下を提供する。
- Flexベースの管理コンソール付きOSGi 4準拠のコンテナ
- OSGi バンドルとしてモジュラーFlexアプリケーションをデプロイするためのプラットフォーム
- リモートオブジェクトとしてOSGiサービスを公開するため、Blaze DSを使用したリッチサーバ機能
現在、SolsticeはWARファイルとしてデプロイされているが、まもなくアプリケーションサーバが必要ない正真正銘のOSGiスタックとなる。そう いうわけで、デベロッパは自分好みのOSGiプラットフォームを使用することができる。これにより、RIA デベロッパはFlexモジュールを含んだOSGiバンドルを開発することができ、エンドユーザはFlexベースのインターフェイスを使用して、それらをイ ンストールしたり制御したりできる。
Solsticeは、現在最初のリリースである。しかし、今後のRIA空間におけるOSGi開発を引き続き追い続けていく予定である。
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