WPFで作業していて、Silverlight Tools for Visual Studio 2008 SP1がないのであれば、このホットフィックスのダウンロードを検討すべきである。WPF Designerのバグを修正する。少なくともそのうちの2つはVisual Studioとのクラッシュがなくなる。
Jim Galasyn氏によると、以下のエラーがこのホットフィックスによって修正される。
- 外部リソースディクショナリのリソースがアップデートされると、Visual Studio 2008はクラッシュする。
- WPF Designerは、VisualStateManager.VisualStateGroupsなどの読み取り専用の接続プロパティをロードすることができない。
- データがローカルでバインドされていて、データバインディングがクリアされると、WPF Designerは、「System.Windows.Data.Binding」はプロパティの有効な値ではない、というエラーメッセージを出す。
- スタートアッププロジェクトがWin32プロジェクトに設定されると、WPF DesignerがVS.NET 2008 SP1 (RTM)にロードできない。
- WPF WebBrowserコントロールのSourceプロパティを設定し、削除すると、Visual Studioはクラッシュする。
- StyleクラスでMultiTriggerクラスやDataTriggerクラスを使用しているコントロールを移行すると、WPF DesignerはInvalidCastException例外をスローする場合がある。
Silverlight Tools for Visual Studio 2008 SP1(リンク)を所有しているデベロッパは、すでに含まれているため、このホットフィックスをインストールすべきではない。Silverlightツールをインス トールしない場合、MSDN Code Galleryからホットフィックスを所得できる(リンク)。