JavaScriptライブラリ jQueryのバージョン1.3がリリースされている(リンク)。全く新しいCSSセレクタエンジンであるSizzle(リンク)を特徴としており、最も頻繁に使用されるセレクタで最高のパフォーマンスを提供する。このリリースに伴い、新しいAPIブラウザが提示された。オンライン(リンク)または、Adobe AIRアプリケーションとして利用可能であり、デベロッパが試すことができるライブで実行中のサンプルを提供する。
最も注目すべき機能(リンク)は以下のとおりである。
- スタンドアロンのSizzle。十分に拡張可能で、さらに高速なCSSセレクタエンジン。
- 重点的にリファクタリングされたイベントシステム。
- 現在および将来のすべてのエレメントに結合される「Live Events」の追加。
- 電光石火のHTML付加。
- 速度のための、オフセットメソッドの書き換え。
- 機能の検出に取って代わったブラウザのsniffing。特定のブラウザ機能やバグに、その存在を検証するように促す。
jQuery Team(リンク)は、jQuery 1.3.1のリリースをフォローし、見過ごしてしまった可能性のあるバグ(リンク)を見つけようとしている。
James Hart氏が、Visual Studioでのv1.3の使用に関して問題(リンク)があることを、以下のように報告している。
…VS2008のファイルからJQuery 1.3を参照する。インテリセンスは、ヒープに落ちる。VSが好んでいないJQueryの新しいSizzle CSSセレクタライブラリコンポーネントで、何かあるようである。それにより参照ファイルのすべてのJavaScript?イ ンテリセンスを無効にする。本当に残念なことである。MSはインテリセンスがjQuery 1.2とコンパチブルにさせるプレSP1 ホットフィックスをリリースする以上のことをした。次期VSバージョンでは完全に整備されたインテリセンスエンジンが出てくる。しかし今は、Sizzle の機能検出コードの何かが不安定なものに向けて、現在のVS2008SP1コードをスローしているようである。
幸運なことに、 jQueryを増補するためにa -vsdoc.jsファイルを使用している場合、インテリセンスは失敗しない。なぜならば、実際のjQueryソースファイルを無視するからである。残念ながら、JQuery 1.3のインテリセンスファイルはない。
JavaScript(参考記事リンク)やRich Internet Applications(参考記事リンク)について詳しくは、InfoQで参照することができる。