SharpDevelopコミュニティは、無償オープンソース.NET IDEのバージョン3.0(リンク)をリリースした。SharpDevelop (#Develop)は、.NET 3.5、C#、VB.NET、F#、コードコンプリート、自動コード挿入、リファクタリングなどのサポートを売り物にしている。
SharpDevelop 3.0で記述されたコードは完全なMSBuild 3.5サポートを目玉にしている.NET 2.0、.NET 3.0および.NET 3.5の対象とされる。多数の.NET言語が利用可能である。
- C# - コードコンプリートおよびWindows Forms Designer
- VB.NET - コードコンプリートおよびWindows Forms Designer
- Boo(リンク) - コードコンプリートおよびWindows Forms Designer
- IronPython - アドインとして
- F#
開発の生産性のため、SharpDevelop 3.0は、リファクタリング、自動コード挿入、マルチコアサポートを提供している。USBメモリスティックから、アプリケーションを開始することができる。IDEに統合された、一連のテスト/デバッグツールがある。
- Integrated Debugger
- コード解析(FxCop)(リンク)
- ユニットテスト(NUnit)(リンク)
- コードカバレッジ(PartCover)(リンク)
- 統合サブバージョンサポート(TortoiseSVN)(リンク)
- StyleCopアドイン(リンク)
その他の重要な機能は、以下のとおりである。
- WiX(リンク)セットアッププロジェクト
- パーサーベースのコードコンバータ(リンク)
- XMLコードコンプリート
- ドキュメンテーション生成(Sandcastle(リンク)、SHFB(リンク))
- リフレクターアドイン(リンク)
- VC++プロジェクトサポート
- Monoサポート
- スニペットコンパイラ
SharpDevelop 3.0はGNU Library General Public License(リンク) (LGPL)のもと、無償で利用可能である。Microsoftは、複数の版のVisual Studio Express(リンク)を無償で提供している。Monoサポートのように、後に利用できない機能のため、VS ExpressよりSharpDevelopを選ぶものがいるかもしれない。
役立つリンク:ダウンロードページ(リンク)(ソースコードおよびバイナリ)、SharpDevelop Webサイト(リンク)、CodePlexミラーサイト(リンク)、SharpDevelopコミュニティサイト(リンク)。