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Morroのベータ版、先着750,000名に提供開始

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原文(投稿日:2009/6/24)へのリンク

長らく待たれていたマイクロソフトのセキュリティ製品、Morroが Microsoft Security Essentials (MSE)のベータ版として一般公開された。しかし、ダウンロードできるのは先着750,000名だけだ。

マイクロソフトの昨年11月の発表によれば、2009年6月30日からのWindows Live OneCare の提供開始をやめ、Morroと呼ばれる新しい無料の製品に代替する、とのことだった。しかし結局、MorroはPCをウイルス、スパイウェア、トロイやルートキットから保護するマイクロソフトの無料製品であるMicrosoft Security Essentialsになった。

MSEにはForefront Client Securityと同じ機能がたくさんあるが、ビジネスユーザよりもむしろコンシューマ向けの製品だ。その結果、 MSEはいくつかの制御機能を落としているとAndrew Fryer氏は言う。MSEのセキュリティ機能は”私のを含めてマイクロソフトの50000台以上のPCやラップトップを十分保護できます。":

  • グループポリシーによって制御されません。 
  • System Centerと統合されません。
  • ネットワークアクセス保護(NAP)と統合されません。

MSEは以下のように計画されている:

  • 2009年6月23日火曜日からwww.microsoft.com/security_essentialsを訪問した先着750,000名がMSEのベータ版を利用できるようになります。英語版はアメリカとイスラエルのベータ版テスタが利用できます。また、ブラジル系ポルトガル語版はブラジルで利用できるようになります。簡体字中国語は最初のベータ版のあとにすぐサポートする予定です。
  • MSEのRTM版は、 10の言語で、そして、以下の20の市場で2009年後半にリリースする予定です:オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、シンガポール、スペイン、スイス、イギリスとアメリカ合衆国。
  • MSEは新しいセキュリティ技術を搭載しています。この技術は“Dynamic Signature Service(DSS)”と呼ばれるマイクロソフトのマルウエア対策エンジンの一部です。このエンジンはクライアントマシンがなにか怪しげなコードや動作を検知した時に、リアルタイムで攻撃パターンを更新します。4月に発表したように、2010年前半にリリースされるForefront Client Security 2.0もDSSを搭載しています。
  • MSEはコンシューマのために設計されており、Windows(Windows 7を含む)とは別に無料ダウンロードで提供されます。

ベータ版は、XP、VistaとWindows 7の32または64ビット版で実行できる。

マイクロソフト製の無料セキュリティ製品がアンチウイルスソフト市場に大きな影響を与えるかどうか、注目してみるのも面白いだろう。ひとつ確かなのは、MSEは反トラスト行為と見なされるのを避けるため、Windows 7と統合されないということだ。

有用なリンク: マルウエア対策センターのポータルサイト, マイクロソフトマルウエア対策センター

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