マイクロソフトは、Web開発者を自社のプラットフォームに誘い込むために、WebsiteSparkプログラムを開発した。このプログラムには、マイクロソフトのWeb開発アプリケーションに加えて、3年間のサポートとトレーニングが含まれており、プログラムの終了時に100ドルを支払うというものである。
パッケージには、以下のアプリケーションが含まれている。また、Scott Guthrie氏は、以下のように説明する。
- Visual Studio 2008 Professional Editionが3ライセンス
- Expression Studio 3が1ライセンス
- Expression Web 3が2ライセンス
- Windows Web Server 2008 R24プロセッサライセンス
- SQL Server 2008 Web Editionが4プロセッサライセンス
- DotNetPanelコントロールパネル
Windows ServerとSQL serverは、製品と開発の両方で使用することができる。ソフトウェアと並んで、マイクロソフトは、サポートとトレーニングを提供する。そして彼らは、「マイクロソフトのマーケティングとビジネスネットワークに乗ることで、彼らのWebサービスとソリューションのショーケースとビジネスの方向性に対して利益を得ることができる。」
WebsiteSparkプログラムに登録するために、応募者は他社のWebサイト構築のプロセスに関わっていて、10人以下の社員である必要がある。会員資格を受けて6ヶ月以内に、マイクロソフトのツールを使ってWebサイトを作成、配置し、マイクロソフトに報告する必要がある。また、3年後にプログラムを抜けるときに100ドルを支払う。別の選択肢は以下の通り。
3年の終わりにWebsiteSpark参加者は、WebsiteSparkプログラムに含まれるすべてのソフトウェアを年間999ドルで購入するかどうかを選択することができます。これには、VS Professionalが3ライセンス、Expression Studio(BlendとSketchflowを含む)が1ライセンス、Expression Webが2ライセンス、Windows Web Server 2008が4プロセッサライセンス、SQL Server Web Editionが4プロセッサライセンスが含まれ、製品の開発に使うことができます。
もしくは、製品のサーバーライセンスだけを購入したい場合、年間199ドルで使用することができます。これには、Windows Web Serverの1プロセッサライセンスとSQL Server Web Editionの1プロセッサライセンスが含まれます。あなたが必要な数を年間199ドルで購入することができます。
Brier Dudley氏からの引用では、開発プラットフォームエバンジェリズムのゼネラルマネージャであるMitra Azizirad氏は、15,000から25,000の中小企業がこのプログラムにアクセスすると予想している。また、Azizirad氏曰く「技術スタートアップと大学生にソフトウェアを提供した以前のSparkプログラムは、ヒットした。10ヶ月以上で、20,000以上の会社がBizsparkスタートアッププログラムに登録し、260万人以上の学生が、Dreamsparkプログラムでダウンロードした。」
通常、このようなプログラムは、それぞれの技術がそれほどよく売れていないことを表している。また、彼らは、無料かほとんど無料で提供して、開発者にそれらを使うことを納得させる目的がある。たとえば、5人のWeb開発者がいる20,000の中小企業がWebsiteSparkプログラムを使ったとしたら、最終的に10万人の開発者がマイクロソフトのWebソフトウェアを使うことになる。これは、決して取るに足らない数ではない。