.NET 4向けIronPythonのプレビュー版はVS 2010と一緒に出荷されるが、この2つがひとつに結びついているというわけではない。 IronPythonは.NET 4のRTM版とVisual Studio 2010と一緒に出荷予定だが、それは最終バージョンではない。.NET 4.0向けIronPythonは、先の出荷予定から1ヶ月から3ヶ月遅れたところで、既存の製品版IronPythonと衝突することはないと思われている。
.NET 4.0向けIronPythonはPython 2.6 と Python 3.1の両方に対して互換性がある。これは重要な点だ。なぜなら、Python 3.1は2.x系から重要な変更があるからだ。初期のPythonに対する重要な改善に加えて、必要ないと考えられた多くの機能が削除されている。つまり、 Python 3.1 前のバージョンに対する互換性がないということだ。その結果、Python 3.1への移行は慎重に行われている。
The final version of IronPython for .NET 4向けIronPythonの最終バージョンはC#の新しいキーワードであるdynamicをサポートし、VBの新しいバージョンの暗黙的遅延バインディングにも対応する予定だ。