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GitHub、Gemの自動作成をやめる

原文(投稿日:2009/10/10)へのリンク

GitHubがEngineYardからRackspaceへ移行した。この移行はかなりスムーズに実施されたのだが、Gemの自動作成機能がなくなった
ご存知のように、GitHubには、リポジトリに変更をプッシュするたびにGemを自動作成するという機能があった。作成されたGemはGitHubのgems.github.comにホストされていたのだが、これらは少なくともあと1年、オンライン上に置かれるようだ。

Gemの作成とホスティング機能に関しては賛否両論があった。というのも、RubyForgeに次ぐGemホスティングサイトが加わったためだ。GitHubでGemが簡単に自動作成できるようになったため、多くの人がRubyForgeではなくGitHubだけにGemを公開しようと考えた。そのため、Gem空間が分断されてしまったのだ。

今やこの機能は無効になってしまったので、Gemの作成とRubyForgeへのアップロードを自動化する便利なツール(例えば、プロジェクト設定ツールHoe)を引っ張り出すときがきた。

GitHubブログでは、Gem機能がなくなったことにより、Gemをホスティングする別の選択肢としてGemcutterにも目を向けるよう言っている。
GemcutterにGemを公開するのは簡単だ。gem push name.gem とすればよい。
Gemユーザは簡単にGemのソースとしてGemcutterを有効にすることができる。gem install gemcutter として、Gemcutter機能を処理するためのRubyGemsプラグインをインストールすればよい。gem tumble とすると、ソースとしてGemcutterサーバを使うようにGemが設定される。

Gemcutterの開発者は、主要なGemホスティングサイトになることに関心があるようだ。誰でもGemcutterに新しい名前でGemを作成して、プッシュすることができる。ただし、明らかなセキュリティ上の理由から、すでにRubyForgeに存在するGem名を使うことはできない。
自分専用バージョンのGemを提供したい開発者も、Gemcutterにホストしてもらうことができる。ただし、Gem名を区別するためのサフィックスを追加するために、.gemspecファイルを編集する必要がある

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