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JBoss HornetQ 2.0.0.GAがパフォーマンス改善のために(オプションで)ネイティブなLinuxのジャーナルと一緒にリリースされた。

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原文(投稿日:2010/01/13)へのリンク

この夏、JBossが、 HornetQにブランド名を変更した ことを最初に公表して以来、最初のGAリリースが、今しがたあった。

HornetQは、オープンソースのコミュニティ プロジェクトで、マルチ・プロトコル、組み込み可能、非常に高パフォーマンス、クラスタ化できる非同期のメッセージング・システムである。HornetQは、最小のアプリケーションから最大のエンタプライズ向けメッセージング トポロジまで対応できる、メッセージング機能を提供するのに使うことができる。

HornetQを最初に公表した際に、JBossは、 HornetQ とJBoss Messaging 2.0の関係を説明した:

この2、3年JBoss Messaging 2.0の名前でHornetQのコードベースは、開発された。我々は、名前を変更して別の独立プロジェクトとにすることにしました、JBoss Messaging 1.xとはたくさんの点で違いますし、2つの非常に異なったシステムを混同されたくなかったのです。HornetQの大部分のコードベースは、JBoss Messaging 1.xのとは、違っています。では、JBoss Messagingは、今どうなったのか?JBoss Messaging 1.xは、引き続きJBoss Messagingの名前が使われ、プロジェクトはメンテナンスだけを行い、すべての新しいメッセージング開発は、HornetQプロジェクトで行われます。

HornetQは、 単独のメッセージングサーバとして走ることができるし、JBossのアプリケーションサーバに統合することもできる:

HornetQは、JBossのアプリケーションサーバのどのコンポーネントにも全く依存していない、実際、HornetQは、コアJDKとNetty以外のライブラリに全く依存していない。HornetQは、JMSプロバイダとして、簡単にJBossのアプリケーションサーバに統合できるが、JBossのアプリケーションサーバの外で、完全 な機能を備えた、全く独立した単独のメッセージングサーバとしても動作できるし、あるいは、お好みの依存性注入のフレームワーク、例えばSpring やGoogle Guiceの中で、実体化することもできる。自分のアプリケーションに直接、HornetQを組み込むことさえできる。

JBossの主張によると、永続化にリレーショナル・データベースを使っている競合のソリューションによりも、メーッセージ永続化のためのあつらえのジャーナルの方が、遥かにパフォーマンスで優っている:

HornetQは、内蔵の高パフォーマンスのジャーナルを使って、メッセージの永続化を提供する。HornetQは、永続化のためにダサくて、遅い、リレーショナル・データベースに依存していない。ジャーナルは、ユニークな技術で、Linux上で走っているかを自動的に検知し、ネイティブ・コードのレイヤを介してLinux 非同期IO(AIO)を使って、驚くようなパフォーマンスを実現している。もしAIOがなければ、シームレスに縮退して、Java NIOを使うことになる、そのためどのJavaプラットフォームでもシームレスに動作する。

HornetQは、永続化にデータベースを使わないので、 古いJBoss Messaging 製品のユーザが既存のキューから移行したい場合は、JMS Bridgeを使う必要がある:

キュー/トピック データを移行するには、JMS Bridgeを使って、古いサーバからメッセージを消費し、新しいサーバに転送することを推奨する。このやり方は、規格に準拠したどの2つのJMSプロバイダにも使うことができるはずだ。

HornetQは、JBoss Application Server 6では、既定のJMSプロバイダとなる予定である。JBossは、HornetQ version 2.1が、 相互運用メッセージングのために、RESTスタイルのAPIを実装して、クラウドに対応することを目指している:

平易な古いHTTPでアクセスできるメッセージング用のRESTfulインターフェースを定義する。RESTインターフェースは、クラウド用のデファクトのインターフェース スタイルになりそうだ。クラウド対応のメッセージング プロバイダになり、そして最高のクラウドメッセージング プロバイダになる、という我々の目標を達成するために、RESTなメッセージング インターフェースを実装することは、我々にとって決定的なことである。RESTfulインターフェースは、REST-XXXプロジェクトから出てくる、RESTメッセージングの仕様を実装したようなものだ。

プロジェクトのwikiに 2.0.0.GAに搭載のフィーチャについての長いリストがある。

HornetQは、 Apache Software License v2.0 を使ってライセンスされ、近い将来、JBoss Enterprise Application Platformのサブスクリプションの一部として、Red Hatによって完全にサポートされる計画である。

HornetQの詳細は、 プロジェクトのwebサイトwikiにある。HornetQをたったの2、3分で試しに使えるように、短いガイドもそこにある。

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