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CodeRush Xpress - C# および VB のための Visual Studio 2010 アドイン

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原文(投稿日:2010/05/12)へのリンク

Microsoft は Visual Studio 2010 の有償版ユーザに対する CodeRush Xpress ライセンスの無償提供の継続を決定した。開発元の Developer Express は,コードセレクション(code selection),コードナビゲーション(code navigation),クラス/フィールド/変数の定義とリファクタなどの機能を備えた CodeRush 10.1.1 のベータ版をリリースしている。

CodeRush Xpress はビジュアライゼーション,セレクション,ナビゲーション,クリップボードツール,さらにはキー入力を省略するコードテンプレートやコードリファクタリングなどで作業を支援することによって,開発者の作業効率を向上する。10.1.1 ベータの最新版では,新たにコードセレクションとコードナビゲーションに関する機能がいくつか追加されている。

コードセレクション

  • キャメルケースセレクション – 選択した単語をキャメルケース(先頭文字を大文字にした複合語)の識別子に変換する
  • セレクションの拡大/縮小 – 囲まれたり内包された論理ブロックを選択するために使用する
  • オートセレクト – コピー,カット,ペースト実行前の識別子あるいは論理ブロックを自動的に選択する

コードナビゲーション

  • キャメルケースナビゲーション – キャメルケース識別子の単語単位でのナビゲートを補助する
  • ロケーションマーカ – 開発者が実行したコマンドによってキャレットがコードの別の位置に移動するとき,移動前の位置を簡単に特定できるように,CodeRush が暗黙的に位置標識を残してくれる
  • 次リファレンス – 連続的な識別子参照操作の間をナビゲートする
  • 全参照ハイライト表示 – 識別子のすべての参照をマークする
  • クイックナビゲーション – 小さなフィルターダイアログで指定したクラス,フィールド,変数,あるいはファイルにジャンプする。

CodeRush Xpress は Visual Studio 購入者に対して,Microsoft から無償ライセンスされる。VS 2008 および 2010 のすべての有償バージョンがサポート対象だが,VS Express エディションは対象外となる。サードパーティアドインがサポートされていないことが理由のひとつだ。

他に関連リソースとして CodeRush Xpress 10.1.1 ダウンロードページC# 用入門ビデオVB 用入門ビデオ などが用意される。

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