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ActivitiはBPMの困難を乗り越えられるか

| 作者: Boris Lublinsky フォローする 0 人のフォロワー , 翻訳者 徳武 聡 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2010年6月6日. 推定読書時間: 4 分 |

原文(投稿日:2010/05/26)へのリンク

Scott Francis氏によれば、JBoss jBPMProcessMakerApache ODEIntalio、そしてBonitaSoftなどのオープンソースBPMプロジェクトが成功しているにも関わらず、最近まではBPMソフトウエアの世界では商用ベンダの支配が続いていた。氏の考えでは、

BPMは他の多くのソフトウエアとは違い、ユーザエクペリエンスが致命的に重要で、扱わなければならない問題空間は非常に広いです。そしてBPMは少ないアクティビティではなく、多くのアクティビティを継ぎ目なく協調させなければなりません。加えて、規格や仕様がいまだに定まっていないです。

しかし、氏のよれば状況は進化してきている。

  • BPMN2.0はオープンソースのBPMが商用ベンダの製品と競合できるような基本的な機能を実装するために必要な標準を初めて提供します。
  • ユーザインターフェイスソフトウエアの開発ツールが進化しました。ブラウザ内で実行可能な視覚に訴えるアプリケーションを開発するのが、今までよりも簡単になりました(HTML 5、AJAX、そしてこのふたつの技術を支援する各種のライブラリのおかげです)。
  • クラウドのおかげで複雑なソフトウエアコンポーネントの配布が簡単に管理できるようになりました。

このように状況が改善されたおかげで、新しいオープンソースBPMプロジェクトの潮流が生まれる土壌が整った。その最新の成果がActivitiだ。Activitiが発表されたのはほんの一週間まえだ。

Sandy Kemsley氏によればActivitiプロジェクトの目立った特徴のひとつは、

このプロジェクトでは、多くの汎用BPMアプリケーションでBPELがBPMNに置き換えられると考えています。BPELは純粋なサービスの編成のためだけに使われるようになると見なしています。現在、プロジェクトではBPMN2.0のサブセットしかサポートをしていませんが、実行のセマンティクスやインターチェンジフォーマットを含む、すべての標準に対応しようとしています。

Alfresco社のBPMチーフアーキテクト兼プロジェクトリードであるTom Baeyens氏はActivitiプロジェクトのいくつかの目標について表明している。

Activitiの第一の目標は、私たちがjBPMで達成したように、開発者に親近感を抱いてもらうことです。プロセスバーチャルマシンの設計のおかげで、BPMN2.0とは別にActivitiはほかのプロセスドメイン特化言語(DSL)もサポートする予定です。... まずは明確な#1 BPMエンジンを構築するのが目標です。

Lunatech Research社のPeter Hilton氏はActivitiに多くの可能性を見いだしている。

Activitiによってビジネスプロセス管理(BPM)ソフトウエアの新しい世代が始まったと思います。この幕開けによって今までのBPMエンジンの風景は一変するでしょう。商用アプリケーションの開発でBPMを利用する場合、Activitiは理想的な選択肢になります。Activitiはオープンスタンダートに基づき、柔軟なオープンソースライセンスで配布されているからです。そして、他のなによりもこのふたつの特徴が Activitiを商用ソフトウエア開発で利用しやすくしています。より制限の多いライセンスで配布されているオープンソースのBPMプラットフォームやベンダに依存する高価な商用製品よりも利用しやすいのです。

Scott Francis氏はActivitiが下記のようなことに注力していると考えている。

... 他のソフトウエアにエンジンを埋め込むことです。より柔軟なライセンス(Apacheライセンス)を適用したことでソフトウエア企業にとってはより導入しやすくなります。私が思うに、標準的で基本的な技術を採用し、始めからクラウド上での展開を視野に入れて構築されたオープンソースBPMプラットフォームにとって市場は成熟したものになっています。本当に開発者が馴染みやすい製品を作るためにActivitiプロジェクトは良いスタートを切れたのではないでしょうか。

Active endpoints側からは否定的な反応があった。

BPMはマネジメントの規律です。... つまりすべてのビジネスプロセスが自動化できるわけではありません。新たなタイプの製品によってそのようなビジネスプロセスを自動化したところで、それがどんなものであれ全く意味がありません。BPMSの本当の利用機会とは大きな開発チームがECM、CRM、ERP、PLMやその他のアプリケーションが持つ設計上の障害を壊して中核となるビジネスプロセスに注力できるようにすることです。必要とするビジネスプロセスはそのプロセスを包むシステムの制約や前提の、文字通り"上"に存在するのです。

Activitiがオープンソースの競技場の中の強力な競争者であることは間違いない。ActivitiがサポートするBPMN2.0もたんなる表記法ではなく、BPMの記述言語のデファクトになるだろう。

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