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NetBeans 6.9 リリース - JavaFX,Java EE6,OSGi をサポート

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原文(投稿日:2010/07/12)へのリンク

Oracleは人気のオープンソースIDEであるNetBeansバージョン6.9を発表した。これは、Oracleの管理下でリリースされる最初のIDEリリースだ。新しいリリースでは数多くの改善と合わせて,新しい機能の利用をサポートする,2つの中心的なテーマを持っている。

追加項目の中でまず最初に,ほとんどのユーザーの目に付きそうなのは,JavaFX Composer と呼ばれる JavaFX アプリケーションを IDE を使用して構築するための新サポートだ。多くのユーザにとって,ツールキットとプラットフォームをまとめ上げるこの JavaFX サポートは待望のものだった。JavaFX サポートは、コードエディタとビジュアルデザイナのツールを備えている。開発者はコードを書き,ビルドし、簡単にそれを実行するだけでなく、コードファイルのフォーマットを行うこともできる。ビジュアルツールは、Adobe Flashのビジュアルツールのオプションの代わりを探している,ほとんどのユーザーにとって魅力的なものだろう。JavaFX Composer のユーザは視覚的にアプリケーションを操作して、画面上のコンポーネントをドラッグ&ドロップで配置することができる。このツールによって,SDK で提供されているすべての JavaFX 標準コンポーネントを使用して,プロパティを視覚的に変更することが可能になる。さらに JavaFX Composer は,Webサービスとデータベースを,データソースとレコードセットという総称的かつ抽象的な概念を使って,コンポーネントに結合する操作もサポートする。そのため,このようなデータソースを IDE で作成するのも非常に簡単だ。

ツールは JavaFX の生産スイートに完全に統合されている。スイートは、より良いデザイナ/開発者ワークフローを実現するためのプラグインのパッケージだ。このワークフローは,JavaFX アプリケーション開発者 - アプリケーションロジックを記述する - と,よりビジュアル指向のアーティストまたはデザイナ - アプリケーションに技巧と UI を提供する - とを,Adobe の Illustrator や photoshop などの標準的なデザインツールを使って結ぶ。プラグインを使った Illustrator がベクター描画をレンダリングして,その画像の要素を別々の "レイヤ" に配置し,各レイヤに名前を付ける。そうした上で,そのイラストを JavaFX で参照可能な形式でエクスポートする。このファイルを JavaFX のアプリケーションに配置して,JavaFX Composer でプレビューすることができる。さらに名前を付けた個々のレイヤーは,JavaFX Composer 内でビジュアルに (もちろんプログラム的にも) 参照可能だ。また JavaFX Composer は,ある時点におけるオブジェクトの構成を記述する JavaFX ステート (state) という概念をサポートする。これは通常,ビデオ編集ツールのキーフレームと同じように使用するもので,例えば2つの状態間で,オブジェクトをアニメーション化するようなことができる。

新リリースではまた,ベースとなっている NetBeans RCP プラットフォームもアップグレードされている。IDE の名称である "NetBeans" に対して,NetBeans RCP はその IDE の基盤であり,モジュール性,一貫性のある Swing アプリケーションの構築を容易にするフレームワークである。このプラットフォームは、IDEとともに13年以上の時間を経ている。多くの団体が - 産学問わず - NetBeans RCPのプラットフォーム上にツールを構築している。新しいリリースでは、プラットフォームとその一貫性のある標準的 Swing ツールキットが,OSGi に対しても非常に使いやすいものになっている。OSGi は,特定のクラスローダ下での Javaコンポーネントのライフサイクルを記述した仕様書であり,Eclipse IDEの下で使用されているモジュールフレームワークだ。 OSGi 機能によって、OSGi コンポーネントを NetBeans モジュールシステムで使用することができる。開発者は,NetBeans モジュールを OSGi から使用したり,OSGi サービスを NetBeans RCP 内で利用したり,さらには NetBeans RCP 全体を OSGi として実行することも可能だ。

NetBeans 6.9 には,この他にも多くの改良点がある。一般的なウェブ開発者のツールキットもアップデートされている。中でも HTML と CSS 要素のリファクタリングは特筆すべきものだ。PHP や Ruby の IDE エディタも更新されている。 また NetBeans 6.9 は,2009年11月にリリースされた新しい Spring 3.0 プラットフォームをサポートする。同じ昨年末にリリースされた Java EE6 は,プラットフォーム仕様の確定と合わせてリリースされた NetBeans 6.8 ですでにサポートされている。しかし仕様の一部がプロセスの後半で確定したため,6.8 ではそのサポートに欠けていた部分があった。今回のリリースには CDI(Java EE6 の依存注入API),JSF 2.0(Facelets を含む),WebBeans API の拡張サポートが導入されている。

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