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Nokia,Mobile Runtime for Java Application (JRT) を EPL のもとに Symbian Foundation に寄贈

| 作者: Charles Humble フォローする 940 人のフォロワー , 翻訳者 吉田 英人 フォローする 0 人のフォロワー 投稿日 2010年8月15日. 推定読書時間: 4 分 |

原文(投稿日:2010/07/28)へのリンク

Nokia は今月始め,自社が所有する Mobile Runtime for Java Application (JRT) を Symbian Foundation に寄贈すると発表した。Symbian Foundation は 2008 年,同社による Symbian Software Limited 買収後に創立された財団である。 JRT 全体は Java と C++ のソースコード約100万行からなるランタイム,アプリケーションインストーラ,API ライブラリと,テストケースおよびドキュメントで構成されている。JRT は Eclipse Public License (EPL) でライセンスされ,最新の Symbian^3 Product Development の一部として入手可能だ (アカウントが必要)。

Symbian プラットフォーム自体も2月に EPL のもとに再ライセンスされている。ただし本記事の時点では,いくつかのツールのソースコードは依然として Symbian Foundation License のままだ。Symbian Foundation では 2010 年半ばを目標に,すべてのコードを EPL で提供すると公約している。

JRT のパッケージオーナである Jyrki Aarnos 氏と,プロダクトマネージャの Aleksi Uotila 氏による ブログポスト によると,

これにより,最近発表された Nokia N8 など Symbian^3 デバイス用の Java アプリケーション開発が可能になります。さらに重要なのは,JRT のオープンソース化によって,Symbian Foundation の EPL ライセンスの条件下で,コミュニティによる JRT 実装の変更と追加が可能になったことです。

JRT は現在出荷されている Symbian デバイスに適合して,Symbian^3 機能セットのすてべに加えて,以下の JSR をサポートする。

  • JSR 118 MIDP 2.1
  • JSR 139 Connected, Limited Device Configuration (CLDC) 1.1
  • JSR 248 Mobile Service Architecture Subset for CLDC 1.0
  • JSR135 Mobile Media API 1.2
  • JSR 177 Security and Trust Services API for J2ME 1.0 (SATSA-APDU パッケージ)
  • JSR 177 Security and Trust Services API for J2ME 1.0 (SATSA-CRYPTO パッケージ)
  • JSR 177 Security and Trust Services API for J2ME 1.0 (SATSA-PKI パッケージ)
  • JSR 179 Location API for J2ME 1.0.1
  • JSR 184 Mobile 3D Graphics API for J2ME 1.1
  • JSR205 Wireless Messaging API 2.0
  • JSR 226 Scalable 2D Vector Graphics API for J2ME 1.1
  • JSR 234 Advanced Multimedia Supplements 1.1 (audio3d)
  • JSR 234 Advanced Multimedia Supplements 1.1 (music)
  • JSR 256 Mobile Sensor API 1.2
  • JSR 75 FileConnection and PIM API 1.0
  • JSR 82 Java APIs for Bluetooth 1.1

グラフィックスに関しては,Symbian^3 ではハードウェアアクセラレータのサポートが拡張され,2つの非標準 API - Nokia 自身の UI API 1.4,および Eclipse のリッチクライアントプラットフォーム (eRCP) の Eclipse Standard Widget Toolkit (eSWT) UI API 1.0.3 - が追加されている。

Java 仮想マシンは,研究開発目的と Java アプリケーション開発での使用を許可する別のライセンス条件下で,IBM が Symbian Foundation に提供する。

JRT には 開発ロードマップ が作成されていて,現在開発中の機能や,貢献を行う機会について知ることができる。

Symbian^3 の開発では Java 以外にも,Qt クロスプラットフォームアプリケーションとUIフレームワークの組み込みサポートを使用するネィティブ C++ アプリケーションや,PhoneGap の組み込みサポートを利用する Web 技術が利用可能である。

メディアの注目は現在,新しい Android や IOSプラットフォームに集中している。しかし 2009 年内に出荷されたデバイスの 47.2% で動作する Symbian は,スマートフォンの出荷台数では現在もなおマーケットリーダである。RIM(BlackBerry) のシェアは 20.8%,これに対して Apple は 15.1% (iPhone OS および iOS),Microsoft 8.8% (Windows CE と Windows Mobile),Google 4.7% (Android) だ。

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